水ダイエットの注意点

水ダイエットで飲む水

水ダイエットには、どんな水が適しているでしょうか。

せっかく水ダイエットを始めても、適切な水を飲まなければダイエット効果は半減します。

たくさん飲むことになりますので、塩素を多く含んでいる水道の水は体にいいとは到底いえず、水ダイエットには向きません。

当たり前の話ですが、カロリーのあるジュースや砂糖の入ったお茶は、水ダイエットには不向きです。

水ダイエット中は水か茶類の摂取を心がけましょう。あるいは、有料のミネラルウォーターという選択肢もあるでしょう。

一口にミネラルウォーターといっても、軟水と硬水があります。

水の中でも、カルシウム塩およびマグネシウム塩の含有量が少ないタイプの水を軟水といい、多いタイプの水を硬水といいます。

1リットルの水にミネラルイオンが120グラム以上か以下かで区別します。

ダイエットのために食事を少なくしている人や、運動を増やし汗をたくさんかいている人は何らかの形でミネラルを取り入れる必要がありますので、硬水を利用してミネラル成分の補充するといいのではないでしょうか。

ミネラル豊富な硬水は、ミネラルが少ない軟水と比べて、空腹感が満たされやすいのです。

また、浄水器を通して塩素などを抜いた水道水を飲むという手段も有効です。長い目でみれば、毎回ミネラルウォーターを購入するよりも安上がりです。

ただし、浄水器は機種によって性能も様々で価格も千差万別なので、いっぱい飲むことを前提にしっかりとした事前リサーチが必要です。

水ダイエットの注意点

2リットルから3リットルの量の水を1日に飲むのが、水ダイエットの基本メニューです。

人によっては、水ばかりを延々と飲み続けなければならない水ダイエットが大変だと感じることがあります。

水だけを飲む環境に抵抗がなくなる頃には、甘い缶コーヒーなどが強烈な味のように感じてしまうかもしれません。

水しか飲めないという環境は、序盤は結構苦痛です。

水を摂りすぎると血液の濃度がある程度薄まるので、水を飲まないように脳が警戒信号を出す人もいるそうです。

人によっては胃腸の働きを損なうこともありますので、ダイエットのためにと無茶をしないようにしましょう。

無理をしすぎると水の過剰摂取で食べる量が減って体力低下を招き、ダイエット自体ができなくなってしまいます。

特にノルマを定めず、飲めなかった日に無理に流し込んだりはせずに、ただできるだけたくさんの水を飲めるよう意識することによって、無理のない水ダイエットを続けることが可能です。

水の量の目安は、水ダイエットでは尿の色が薄い黄色か無色になるくらいの水を飲むようにします。

逆に、おしっこの色が濃い黄色なら、もっと水を飲んでください。

強いて水を飲まなければならないという点が苦痛に感じるなら、ペットボトルや大きなカップに水を注ぎ、視界の端に置いておくという方法もあります。

この方法だとごく自然に水に手が伸びますので、無理をせずともいつの間にか相当量の水を摂取することができます。

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