体操ダイエットの効果と注意点
体操ダイエットというダイエット法がありますが、ご存知でしょうか。
体操ダイエットとは、健康的に体脂肪を減らすことを目的としたダイエットのことです。
体操をすることで体脂肪を燃焼させ、脂肪から筋肉へと変えていくことが目的のダイエットです。
体脂肪を燃やすためのダイエットとは、単に痩せる為だけのダイエットではありません。
それは健康を第一としたダイエットで、整形外科医師、並びに理学療法士の指導の下に作られた腰痛ストレッチ体操プログラムの一環です。
体操ダイエットを行うと、体脂肪が減って体重が落ちることを期待できるのですが、それだけでなく部分やせにも効果を発揮するところがまたひとつの魅力です。
体操ダイエットには注意しなければならない点もいくつかあります。
朝食・昼食には栄養のバランスが取れるよう注意し、特にたんぱく質不足にはならないようにしましょう。
夕食は控えめにして和食にし、果物やデザート類、そしてビールは我慢するようにしましょう。
またもうひとつ注意することは、夜8時以降口にするのは無糖の飲み物類だけにし、何も食べないようにすることです。
寝る時間が遅い場合も4時間前までには食事を済ませ、運動にも注意して階段を上り下りするなど意識するようにしましょう。
このような注意点を守れば体操ダイエットを効果的に進めることができますが、もう少し体重を減らしたいのであれば、ご飯をお茶碗1杯にし、お肉なら赤身のみに限定し、甘いものや油ものを摂らないように注意すれば、もっとダイエット効果をあげることができるでしょう。
体操ダイエットの種類と実践方法
体操ダイエットの実践法方と、その種類について紹介しましょう。
ウエストのダイエットとしてあげられる体操は、足上げを行う体操ダイエットです。
仰向けに寝てゆっくり息を吐きながら、片足ずつ10~20回90度に上げる体操をします。
足腰が弱っている人に効果が期待できる方法で、腰痛体操の基本にもなっているダイエット方法です。
壁に向いて両手をつけて立ち、片足ずつ横に45度くらい、回数にして10~20回ほど上げる運動をしてもウエストダイエットに効果的で、背中の方に上げればもものダイエットとして効果を期待できます。
ヒップアップの効果を期待する体操ダイエットとしては、仰向けに寝て息を吐きながらゆっくりヒップを上に持ち上げる法方を10~20回繰り返すと、ヒップのダイエットになります。
お腹のダイエットとしては、腹筋を鍛える体操ダイエットが効果的です。
あおむけで両足をあげた状態から、ゆっくり息を吐きながら10~20回、30度~45度位でキープすると、お腹がブルブル震えてダイエット効果が期待できます。
仰向けで今度は頭と背中をあげるくらいに上半身を30度くらいまで、ゆっくり息を吐きながら上げる体操をやはり10~20回すると、これもお腹ダイエットに効果的です。
体操ダイエットを実践する時には腹式呼吸を心がけることがポイントで、鼻から息を吸って口からフーと出します。
体操ダイエットの場合は、ストレッチ的に20分位かけてゆっくり行う方法をおすすめします。
体操ダイエットを行うタイミングはお風呂上りがベストで、逆に食後は極力避けましょう。