骨盤ダイエットとは
女性の多くは、年をとってもなおきれいでい続けたいと思っているのではないでしょうか。
社会的現象といってもいいほど、数多くの人がダイエットに取り組んでいます。
メジャーなダイエットとして多くの人が挑戦しているものが、骨盤ダイエットです。
人間の体の中心にある骨盤を適正な状態にすることによってボディバランスを整え、ダイエットにいい体になれるという健康にいいダイエットです。
全身の血行が悪くて冷え性や腰痛持ちの人にも、骨盤ダイエットで骨盤を正し、血行促進を促す効果があります。
骨盤ダイエットは、日常的に運動量が少ない人やダイエット運動に時間を使えない方でも挑戦できます。
特に産後で骨盤に負担の掛かっているお母さんにはぜひとも、骨盤ダイエットに取り組んで頂きたいと思います。
下半身の血の巡りは、骨盤がズレたり歪んだりすることで阻害されます。
出産時に広がった骨盤がそのままにされてしまうと、下半身の血の流れが悪くなって冷えやむくみ、血の中に瘤ができかねません。
できてしまった血脈の中の瘤が血管を伝わって臓器に達してしまうと恐ろしい事態を招く結果になりかねません。
骨盤ダイエットは、出産から何ヶ月か経ってからでも、十分に効果があります。
健康と美は表裏一体です。
うわべだけの美しさは長持ちしません。
まずは骨盤ダイエットで正しい姿勢を手に入れることから始めてみることをおすすめします。
気軽に出来る骨盤ダイエット法
骨盤ダイエットの魅力は自宅でも気軽に出来る点にあります。
骨盤ダイエットでは、骨盤のズレなどを矯正するために骨盤体操を毎日行います。
骨盤を正すためには、腰の運動が鍵となります。
まっすぐ立って、左右に10回ずつ腰をひねりましょう。
足は肩幅に広げ、背筋はピンと伸ばします。
この運動は骨盤の歪みを整えるためのものですから、急激に動いて腰に負担になってしまよないように気をつけましょう。
次に、前屈みになることで骨盤ダイエットを行います。
息をゆっくりと吐き出しながら、できるだけ上半身を倒します。
前屈運動が終わったら、きつくない程度に、体をゆっくりと後方にそらします。やりすぎないように気をつけましょう。
これをセットで10回行ってください。
最後にもう一度腰を回しますが、先のステップとは異なり、手を使います。
両手は骨盤の上になるように意識しながら開いて押しつけ、しっかりと固定します。
両足は肩幅と同じくらいに広げて行うことが基本で、左右に10回ずつを1セットとして捉えて行ってください。
骨盤ダイエットを始めて間もないうちは、体を捻った拍子に体がぐらつくこともあります。
けれど、上半身が不安定では骨盤ダイエットとしては効果が期待できませんので、できるだけ腰だけの運動ができるようにしてください。
整体などは骨盤矯正を専門的に扱っていますので、骨盤ダイエットについて情報を得たいという人は、専門医に頼るといいでしょう。
骨盤ダイエットの注意点
書物などを見ながら骨盤ダイエットを自宅でする場合、見本とそっくりな姿勢をすることだけに固執しては効果がありません。
写真はどうしても平面的なものになりますので、どのような姿勢をしているのかがわかりにくくなってしまう部分が出てしまいます。
単純に、写真などで出ている姿勢をそっくりコピーしようとしても、体が硬くてそこまでできないということもあり、そういう時は過剰な負担は避けるべきです。
また、無謀な体勢を取ろうとすると、骨盤だけでなく体の要所要所にいらない力が入り、筋肉に負荷がかかって骨盤の歪みが助長されていまいかねないので気をつけましょう。
骨盤を整える姿勢を取る時は、身体に負荷がかかりすぎないよう気をつけましょう。
一定の呼吸を維持しながらの運動が大事ですが、骨盤ダイエット運動中は、つい呼吸の問題を忘れてしまいがちです。
身体に不要な力が入ってしまうあまり、いつの間にか息を止めてしまっていることもあります。
息を止めての運動は筋肉が縮こまってしまう原因になりますので、骨盤ダイエット効果が減少します。
筋肉の伸び運動ができるように、骨盤ダイエット運動では呼吸を忘れないことが大事です。
また腹式呼吸を行うと骨盤が開閉しますから、骨盤の矯正には打って付けの呼吸法です。
強引に骨盤矯正ポーズを取りさえすれば骨盤の歪みが治るというものではなく、力づくで行うだけでは骨盤にかかる力が散ってしまいます。
理想のボディバランスを自分のものにするためにも、骨盤ダイエットをきちんと行いましょう。