エステで人気のプチ豊胸
本格的な整形手術より手軽なプチ豊胸でバストアップを目指す人は少なくありません。
バストアップといえばこれ迄は、シリコンや脂肪を胸に挿入する施術が主流でした。
シリコンパッドを挿入する手術は手術そのものも術後の回復にも時間がかかる、大きな手術にならざるをえませんでした。
その点、ヒアルロン酸のプチ豊胸なら、いつも通りの生活を続けつつ豊胸施術を受ける事が出来ます。
ヒアルロン酸を注入するだけで豊胸が可能なプチ豊胸を行うエステサロンが増加したことで、シリコンパック豊胸の利用者は減っているようです。
手軽さを取るか、費用と確実さを取るかで施術の選択が変わります。
ヒアルロン酸プチ豊胸の安全性は問題無いのでしょうか。
そもそも体内に存在する物質なので、ヒアルロン酸自体にはアレルギーや拒否反応はないようです。
豊胸施術後のマッサージや特別なアフターケア等も必要なく、気になる痛みも麻酔を使うのでほとんど無いようです。
プチ豊胸にかかる時間は20分くらいで、1度の手術で3年程度効果は持続します。
また、ヒアルロン酸は注入する量や場所のコントロールが自在ですから、どんな形に豊胸したいかを事前のカウンセリングで決めておくことでイメージ通りのバストになれます。
ヒアルロン酸注入によるプチ豊胸は、ただ胸を大きくできるだけではありません。
右と左のバランスを取ったり、強調したいラインを膨らませたりなどの微調整も可能です。
ヒアルロン酸による豊胸のメリットとデメリット
バストのサイズアップのためにプチ豊胸を行う強みはどういったものでしょうか。
プチ豊胸手術の利点の1つは、注射でヒアルロン酸を入れてバストアップをするため、手術の痕跡が残らないことです。
ヒアルロン酸は液体なので、注射で体内に注入する分量や位置で豊胸の度合いが調整できること、手術そのものに時間がかからないことも長所といえます。
胸の谷間や脇など、望む場所に対してのプチ豊胸を施すことができます。
保水力に定評があるヒアルロン酸は、元々人体内では細胞や皮膚の水分を保つためのムコ多糖類です。
そのため異物感やアレルギーのリスクが少なく、体内に注入するリスクが少なく済みます。
ヒアルロン酸は、コラーゲンと異なりアレルギーテストは必要なく、顔のシワ取り等にも使われている美容成分です。
プチ豊胸の欠点は、数年で元通りになってしまうことです。
体内に入れられたヒアルロン酸は、3年程度で吸収されてしまいます。
理想的な胸の形を維持するにはヒアルロン酸を注入しすぎてはよくありませんし、注入しすぎは費用がかかるばかりでよくありません。
60万円~70万円でプチ豊胸を受けることができるようです。
とはいえ、プチ豊胸のバストアップ効果は3年~4年でなくなってしまいますので、ヒアルロン酸が吸収されたらまたプチ豊胸をすることになります。
ヒアルロン酸注入で豊胸を希望する場合は、条件を理解してから受けるべきでしょう。
プチ豊胸に使用されるヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、プチ豊胸に使用されるものですが、それには種類がいくつかあります。
数多く美容医療機関に提供されているヒアルロン酸の種類は、SUB-Qやパーレイン、マンマリーヒアルといったものになります。
代表的な、ヒアルロン酸を製造している企業はアメリカの企業であり、美容施設や医療機関に、アメリカ食品医薬品局の公認の元で、ヒアルロン酸が作られ提供されているということです。
主にプチ豊胸に使われているヒアルロン酸は、SUB-Qというものになります。
分子が従来のヒアルロン酸に比べて大きく、その特徴は持続効果がプチ豊胸に使用しても約3年と長いところです。
ヒアルロン酸の注入は局所麻酔で行われますが、痛みが心配な人に対しては局所麻酔の痛みを和らげる為に静脈麻酔を使用する場合もあるようです。
ヒアルロン酸の中でも、パーレインというものは粒子が細く、柔らかい仕上がりで豊胸施術ができますので、自然な感じになるのが長所です。
数あるヒアルロン酸の中でもマンマリーヒアルは、より粒子が丸くソフトになっています。
ほかのプチ豊胸で堅いシコリが出来てしまった人にとって、触ったときの感触がとても柔らかくなるこの方法は有効的な豊胸施術ではないでしょうか。
皮膚や乳腺の状態を診断してから、ヒアルロン酸の実際の注入は、乳腺の下や乳腺の周囲のバストの深い部分に行います。
ヒアルロン酸を注入する場合は、場所の見極めが重要になるようです。
バストアップしたい方の大半は乳腺に厚みが無いからです。
プチ豊胸をヒアルロン酸によってよるする前には、納得のいくまでカウンセリングを受けて、しっかりと説明きくことが重要です。