抜け毛を防止するヘアケア
抜け防止のために行わなければならないことは、正しい洗髪とヘアケアです。
シャンプーすると、髪の毛が抜けることは避けられませんが、それを避けようと洗髪回数を減らしたりしても、抜け毛防止にはならないのです。
抜け毛を防ぐための洗髪では、まずお湯をあまり熱くないようにし、頭皮に負担を与えないシャンプー温度として40度くらいのお湯で、髪を十分に濡らすことから始めます。この素洗いで大きな汚れはほとんど洗い落とすことができます。
シャンプーはお湯で薄めたものを髪に塗りこむようにして、決して直接つけるようなことはせず、指の腹で頭皮をマッサージしながら爪を使わずに洗います。
指先に力を入れてごしごし洗う人もいるようですが、頭皮には負担をかけるばかりだし、そこまでしなくても汚れは落ちるのです。
シャンプーが終わってすすいだあとにもう一度シャンプーしますが、抜け毛防止策として、シャンプー剤が残らないようにしっかりすすぎます。
シャンプー後にリンスするときは、頭皮に塗り込んだりしないことも、抜け毛を防ぐ上で大切なのです。
髪を乾かす際は、髪をタオルでごしごしこすって乾かすような拭き方は、髪に負担がかかるので避けます。
良く乾いて吸い取りのいいタオルを使って髪に押し当てるようにし、軽くたたいたりしながら水分をタオルに吸わせるようにしましょう。
髪をドライヤーで乾かすならば、8割くらいの乾きでやめるようにすると、抜け毛防止になります。
逆に濡れたままにしておくと、頭皮に筋が繁殖するときもあるので、抜け毛防止のためには自然乾燥ではなくて、すぐに乾かすことも大切です。
抜け毛を防止する生活習慣
抜け毛をなくすには、生活習慣を規則正しくすることも大切です。
生活習慣の改善は、なかなか難しい事ですが抜け毛を防止するために、できるところから手をつけていきましょう。
毎日の睡眠を、規則正しく十分にとると、抜け毛防止になります。
頭髪や頭皮は、昼間紫外線などから刺激やダメージを受けますが、寝ている間にホルモンや免疫細胞が作用して、修復されます。
夜更かしすると毛母細胞の分裂が低下してしまうので、抜け毛防止のためには夜更かしを避けなければなりません。
抜け毛防止のためには、頭皮の血流が悪くならないようにしなければなりません。
頭皮の血流が悪いと、髪が新しくできるために必要な栄養が行き渡らなくて、抜け毛を起こすことになるのです。
ストレスをためすぎても血流が悪くなるので、頭皮に十分な血が届かなくなってしまいます。
ストレスをためないように、上手に気分転換法を見つけ出して、うまくストレスをコントロールできるようになると、抜け毛防止に役立ちます。
また、喫煙は血管を収縮させて血行不良の原因になるので、喫煙者は、抜け毛を防止するためタバコの本数を減らすところから始めましょう。
アルコールも摂りすぎると体内のたんぱく質生成に悪影響を及ぼし、毛髪が成長する妨げになるため、努めてお酒を飲み過ぎないように気をつけなければなりません。
深酒はどうしても就寝時間も遅くなってしまいがちなので、抜け毛防止のためには特に気をつけなければなりません。