青汁三昧のケール
さまざまな青汁に使われ基本の材料となっている野菜、ケールは、青汁三昧にも三大原料の一つとして含まれています。
このアブラナ科に属する野菜は、和名では羽衣甘藍(ハゴロモカンラン)と呼ばれることもあり、キャベツの原種とされることもあります。
青汁三昧の材料の1つであるケールは、江戸時代にはじめて日本にやってきたのち、明治時代にいくつかの品種が導入されました。
ケールという野菜は、日頃あまりなじみがないものであるばかりか、普通に調理してもあまり美味しくありません。
このためか、八百屋やスーパーマーケットでは取り扱っていないのが普通です。
しかしながら、青汁三昧の材料となっているケールには、ビタミンAとCがたくさん含まれています。
また、緑黄色野菜の中でも豊富なビタミンを含有しています。
つまり、青汁三昧を飲めば、通常であれば不足しがちな栄養素を補えると言えます。
従って、免疫力を養うのにも高い効果があるとも言えるでしょう。
中国雲南省の昆明という地域において、ケールは広い畑で栽培され、青汁三昧の原料に使用されています。
年間を通して温暖である気候、天然の湧き水、ミネラル分を多く含む土壌といった良質の条件は、青汁三昧に使われているケールを美味しくしています。
この青汁三昧のためのケールは有機肥料を第一条件に育てており、雑草や害虫などは手作業でひとつひとつ処理されています。
青汁三昧の大麦若葉
大麦若葉は、青汁三昧に含まれている三大原料の一つです。
読んで字のごとく大麦の若葉のことで、20~30センチまで生育した大麦の若葉を刈り取り、青汁三昧の材料にします。
大麦若葉は、おいしくのみやすい青汁の原料として知られています。
大麦若葉を原料に含んでいることから、青汁三昧は飲みやすいものになっています。
大麦若葉はまさに成長しているさなかに収穫されるため、他の緑黄色野菜とよりもビタミンやミネラルなどが豊富で、栄養バランスのよいものになっています。
大麦若葉のビタミンCはホウレン草の約33倍、カロチンはホウレン草の約7倍といいますから、かなりのものでしょう。
それだけでなく、ポリフェノールや食物繊維といった成分も、大麦若葉には豊富に入っています。
大麦若葉は青汁三昧に最適な野菜であると言えるでしょう。
大麦若葉には抗酸化作用のある酵素も含まれているため、活性酸素の働きを抑える効果があります。
現代人は大気汚染やストレスなどにさらされて活性酸素が多く作られていますから、それを防ぐためにも青汁三昧に含まれる大麦若葉は有効です。
青汁三昧が使用している大麦若葉は、中国の甘粛省蘭州で栽培されているものです。
緑肥や堆肥は植物のみの無農薬栽培で育てられた自然野菜です。
青汁三昧のゴーヤー
青汁三昧には、ゴーヤーが三大原料として含まれています。
ゴーヤーは沖縄ではよく知られている野菜で、最近ではスーパーなどでも扱われるようになりました。
青汁三昧に用いられているゴーヤーは、苦瓜とも呼ばれるほど苦い味をしています。
ゴーヤーのこの苦み成分は、血液を浄化し血圧を安定させる効果があると、沖縄では昔から言われていました。
ビタミンCやカリウムが多く含まれる健康野菜であることから、青汁三昧にぴったり成分なのです。
ゴーヤーの果皮にはモモルデシンとチャランチンと呼ばれる成分が入っており、それが苦みを感じさせます。
血糖値やコレステロールが下がるという効果が、ゴーヤーの成分にあることが確認されています。
青汁三昧の材料の1つであるゴーヤーは、その果実や種子の中に、体の中でガン細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞の活性化に役立つ成分を持っています。
このため、ガンの進展を防ぐ効果が期待されています。
青汁三昧で使用しているゴーヤーは中国の安徽省合肥やその他の各地で栽培されています。
中国各地でネットワークを結ぶことで、本来夏野菜であるゴーヤーを異なった季節においても入手できるように栽培が行われています。
そういった工夫をすることで、青汁三昧を作るためにいつでも品質の高いゴーヤーを入手できるようになっています。