食事バランスが悪いときにはビタミンのサプリメント利用が役に立つ
さまざまなサプリメントがたくさん販売されているので、どれを選んだらいいのか分からない人もいることでしょう。
サプリメントでビタミンCを摂取するという方法は、特にこれといったサプリメントがない時にやってみるといいでしょう。
ビタミンは体内で合成することができないので、毎日食事で摂取しなければなりません。
ビタミンには体のバランスを保つ働きがあり、健康な体を維持するためには毎日必要な量のビタミンを摂取することが重要です。
意識してビタミンを摂っていても、食事だけではビタミンが足りなくなることがあります。
中でも、外食の機会が多い人や、加工食品をよく食べる人は注意か必要です。
普段の生活状況によっては、ビタミンCの消費速度が速くなる方もいます。
食事のバランスが悪いと感じるようなときや、ビタミンの消費が激しいときには、サプリメントがビタミンの摂取に役立ちます。
ビタミンには水に溶けるものと、油に溶けるものとがあります。
このうち水に溶ける水溶性ビタミンは、過剰に摂取すると余った分が体外に排出されます。
食事で水溶性のビタミンを摂取するのは難しいですが、サプリメントならこまめな摂取が可能です。
脂溶性ビタミンには、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンKがあります。
サプリメントで脂溶性のビタミンを補給する時には、排出が難しい成分なので、過剰にならないようにします。
油と、脂溶性ビタミンとを同時に体内に取り入れることで、吸収しやすさが高まりますので、食事と共に摂るようにします。
水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンのサプリメントからの上手な摂り方
水に溶けるビタミンと、油に溶けるビタミンがありますが、ビタミンCとB群は水に溶けるタイプです。
水溶性ビタミンは体内に貯蔵できないため、体内で使われなかった分は排泄されてしまいます。
そのため、サプリメントで摂取をする場合は摂り方に工夫が必要です。
いつでも簡単に飲めるサプリメントは、外食時でも飲むことができるものです。
栄養成分が濃縮されているので一度に大量に摂ることもできますが、使い切れなかった分は出ていってしまうので、飲んだ意味がありません。
いくら健康に役立つといっても、使いすぎては意味がありませんので、正しい量を飲むことが大事といえます。
水溶性ビタミンのサプリメントを飲む時は、一日に何回かに分けて飲んだほうが体内の濃度が一定に保てます。
いつでもどこでも摂取できるのがサプリメントのメリットですが、特に食事の際には吸収がよくなっているので、食事と一緒や食後に飲むとよいでしょう。
脂溶性ビタミンにはビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンKがあります。
多量の脂溶性ビタミンをサプリメントでとり続けていると体の中で蓄積されて悪影響を及ぼすことがあります。
油と共に摂取することで脂溶性ビタミンの吸収率は高まります。
油分のある食事を摂る時にサプリメントを摂取するといいでしょう。
どちらもビタミンのサプリメントですが、脂溶性と水溶性とでは性質が異なっていますので、飲み方も工夫することが大事です。
悩み別に利用できるおすすめのビタミンサプリメント
ビタミンといっても、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB群などいろいろあります。
サプリメントに配合されているビタミンの種類も色々ありますので、どれが自分に必要かも重要になります。
ビタミンCを摂取することで、美肌効果を得ることが可能になります。
ビタミンCには、メラニンの生成を抑制する、活性酸素から体を守る、コラーゲンの生成を促すなどの働きがあります。
一度にたくさんのビタミンCを補給すると、多すぎた分は体から出ていくだけで蓄積できないので、ちょっとずつ摂取します。
乾燥肌による肌荒れや、目が乾きやすさが気になるなら、ビタミンAの補給が適しています。
ビタミンAには健康な皮膚を作る働きがあり、不足すると肌が乾燥することがあります。
ロドプシンは、網膜に存在していて光を感知する器官ですが、ここはビタミンAを多量に必要とします。
身体の疲れを速やかに回復させるには、ビタミンB群の役割が重要です。
ビタミンB群には、B1、B2、ナイアシン、B6、B12、パントテン酸、葉酸などがあります。
たんぱく質や糖質、脂質を体内で代謝するには、ビタミンBの存在がなくてはなりません。
サプリメントを使えば、数種類のビタミンBを一緒に補給できるので、ビタミンB群が相互に働きかけやすくなっています。