『ダンスの練習時間ってどれくらい必要ですか?』
この質問を初心者さんから受けることが多いのですが、やっぱり他の人がどれだけ練習してるのかって気になりますよね~。
練習時間は多いに越したことはありませんが、実はそれよりも初心者さんは気を付けて欲しいことがあるんです!
コレを知っておけば、ダンスの習得はグッと早くなりますよ♪
そこで今回は、ダンスの練習時間について。
初心者さんが踊れるようになるために必要な、ダンスの練習時間と考え方について紹介していきます!
初心者さんは基本的に『練習あるのみ!』
ダンスは練習するほどうまくなるので、練習時間は多く確保できるに越したことはありません。
特に初心者さんの場合は覚えることが山ほどあるので、1つ1つ身に付けて行くには多くの練習時間が必要になります。
リズムに合わせて体を動かすことから始まり、アイソレーションに簡単なステップ、そしてコンビネーションなどなど…。
まともに踊れるようになるには、少なくとも3ヶ月は基礎固めの期間が必要です。
なので練習時間は多ければ多いほど良いと言えるのですが、実は練習時間の大小よりも、重要なことが…。
最も重要なのは”練習の間隔を空けない”こと!
僕が主催しているダンスサークルでは、初心者さんには初日に練習のやり方や心構えなどについてアレコレ伝えています。
その中で最も口酸っぱく言ってるのが『練習は毎日!』です。
と言っても、毎日1時間練習しろとか根性的な話ではなくて、とにかく“間隔を空けちゃダメ!”ってお話です。
その理由は大きく以下の3つです。
練習間隔を空けちゃいけない理由
①週に1回の練習だと覚えられない
②頭と体に繰り返し刷り込むことで覚える
③練習をクセ付けると上達がグンと早くなる
なので極端な話、練習時間は1日10分ぐらいでも上達します!
それぞれの理由について以下にまとめていきます。
練習間隔を空けちゃいけない理由
練習日を決めて2~3時間たっぷり練習するって人も多いと思いますが、実はこれって中々に非効率です。
特に覚えることの多い初心者さんの場合、間隔が空いてしまうと前回の練習でやった内容を体が忘れてしまっています。
1回の練習時間をたっぷり確保できたとしても、前回の内容を思い出す時間も含まれているので、内容が薄まってしまいます。
①週に1回の練習だと覚えられない
ダンスに限らず、どのスポーツも“反復練習”が基本です。
頭と体が忘れる前に、同じ動作を繰り返し繰り返し練習して刷り込むことで少しずつ上達し、改善点も見えてきます。
…が、間隔を空けてしまうと、体に基礎が染み込まず“出来たつもり”になってしまったり、後で覚え直しいなんてこともあります。
短い間隔で刷り込むことで、揺るがない土台を作りましょう!
②頭と体に繰り返し刷り込むことで覚える
上手な人は、日常的に練習することがクセになっています。
スタジオや体育館だけじゃなく、鏡を発見したり音楽が聞こえたら体を動かし、むしろ外での練習時間の方が多いくらいです。
僕が教えている仲間も、この意識を持っている人の方が圧倒的に上達が早く、サークル内でしか練習しない人は足踏みが続いてフェードアウトしてしまいます…。
③練習をクセ付けると上達がグンと早くなる
実際の所、特に大人になってからダンスに始めた方であれば、仕事や付き合いやらでヘロヘロになり、練習時間を確保するのって大変です…。
だからこそ、工夫して”つまみ食い”的に練習するのが効果的!
例えばこんな風に…。
1日10分の練習を習慣にする為には?
①音楽が聞こえたら体を動かすクセを付ける
②ダンスの動画をチェックしてイメトレ
③自分のダンスを撮影して見返す
④鏡を見付けたらアイソレーション
⑤寝る前のストレッチをルーティン化
練習は体だけじゃなく、頭でもするんですよ♪
だから、動画を見たりするだけでもいい練習になります。
1日10分の練習をクセ付ける為のコツ
毎日練習と聞いて、ちょっとゲンナリしているあなたへ。
最初の頃は地味な基礎固めが続く上に、体が思ったように動かないの中々練習に楽しさを見出すのが大変かも知れません。
でも、その期間を超えて少しずつ出来ることが増えてくると、ダンスの楽しさがドンドン増えていき練習が楽しくなります!
最初は我慢が続きますが、成長してる実感を持てると1日10分の練習なんて屁でもありません♪