転職活動では面接時の志望動機が重要なポイント
転職活動において面接試験は必ず行われるものですが、その中で最も聞かれる可能性が高いのは志望動機です。
面接官が面接試験で最も重要視しているのは、応募した人がどのくらい働きたいと思っているのかという意識の高さです。
求人に対して応募してきたのですから、ある程度は動機を持っているはずですが、その中でもより意欲の強い人を、採用したいと思っているものです。
自己アピールも大事ですが、志望動機はより的が絞られているので、面接官も評価がしやすいという面があります。
あけすけな言い方をすれば、別にこの企業でなければいけないということはなく、給料がよくて休みが多いところがいいという人もいます。
ただあまりにも正直にそのまま伝えてしまうと転職に失敗してしまう可能性は高くなるので注意が必要です。
面接時に志望動機を言う時に大事なのは、マイナス面ばかりではなくプラス面を主とした内容にすることです。
前の会社の労働条件が悪かったことではなく、もっと責任のある仕事がしたいなど、新しい会社に入社してからの事を話すと良いでしょう。
ポジティブな展望を話巣事と共に、具体的な志望動機を提示することが、説得力のある自己PRにつながります。
ただ仕事を頑張るといった言葉だけでは、面接官に気持ちが伝わりませんので、ここで何をしたいのか、どう頑張りたいのかを具体的な内容を添えて説明しなければなりません。
ただし、給与や、祝日、勤務時間等を志望の動機として話すのは即物的過ぎますので、面接官の評価が、かえって下がってしまう可能性があります。
良い印象を与えためには、本音を入れながら上手くアピールできるような志望動機にすることが重要になります。
人気のある職業や仕事について
多くの人が希望する、人気の仕事に自分はなりたいというスタイルで職業を選ぶような人は大勢います。
希望が殺到する仕事といえば、商社、IT業、医療器機メーカーなどのようです。
倍率が高くなりがちな職種に、営業があります。その企業が販売している商品を営業として売るだけでなく、関連保険会社の営業職もあります。
IT系の仕事は、営業とは縁遠いと考える人もいるようですが、取引先と条件を詰めて、しっかり話し合う時には営業は大事です。
医療器機メーカーの場合、新たな器機を病院で使ってもらうために、御用聞きとして回っています。
忙しい病院医師の時間からアポをとり、医療器機のセールスをきちんとすることは、営業担当の人次第ともいえます。
医師の話についてこれる知識量と、新しい器機についての説明が可能な理解度が、営業職には求められているともいいます。
どのような職業だったとしても、それについての知識を持っていることが前提になります。
目に見える知識以外にも、営業をする時に知っておくべきことを教わりながら仕事を続けることが、営業としては必要になります。
知識や経験がある人にしかできない、重要な仕事であるといえるでしょう。
その人にしかできない専門的な仕事ができるようになりたいという考え方を持つ人が、多くなっているようです。
職業の種類から仕事を選ぶ方法
つきたい仕事について大まかなビジョンをまとめることが、就職活動をするための第一ステップです。
現在、日本国内にはおよそ400の仕事がいるといいますから、そこから一つをチョイスするのは大変です。
これといった希望の仕事がまだない人の場合、どんな仕事をしたいかは、条件面から絞り込んでいくというやり方もあります。
仕事をする目的のひとつは収入を得るためなので、賃金額から職業を選んでみるのもひとつの方法です。
給与が高い企業で働きたい場合は、医師などの専門家を目指せばいいのかもしれません。
もしも、もう専門的な事柄は頭にしっかり入っているのであれば、その専門性を活かして仕事を探すといいでしょう。
安泰だと思われていた企業が潰れたり、人員整理をされることも珍しくありません。公務員になることによって、安定した仕事を得られるという考え方もあるでしょう。
ですが、公務員と一口に言っても仕事内容は様々で、採用試験も一律ではありませんので、何を目指すかはよく考えることです。
給料だけではなく、自分がやってみたい仕事から職業を選択するというのも一つの方法です。
販売、医療、福祉、製造、営業、マスコミ関係など、社会の一翼を担っている仕事は、とてもたくさんあります。仕事探しは、人生を左右する重要なテーマです。
どんな職業があるか、興味があるものを調べてから、これはというものを選択しましょう。