公務員になるための就職活動
国家公務員や地方公務員共になるための就職活動は、民間企業への就職活動とは異なる部分があります。
公務員試験を受ける場合、一次の書類試験に合格するために受験勉強をしておかなければなりません。
就職希望先が民間の場合は、面接対策のほうが重視されますが、公務員試験を受ける時には、まず筆記対策が重要です。
なりたい公務員の内容によっては、二次試験でもっと専門的な試験を受けることになりますので、さらに勉強が必要です。
公務員試験を受けるための予備校もありますし、人によっては大学1~2年のうちから勉強を開始します。予備校に行って、公務員になるための試験対策を教わったり、勉強の仕方を知ることは、とても重要な意味を持ちます。
公務員試験の倍率は、そのときの時代の景気によっても大きく左右される傾向があります。
バブル経済がはじけた1990年代後半から、倒産の心配がない公務員の倍率がいきなり増えたりもしました。
景気がよくない年になると、民間企業の求人数が減り、競争倍率がどこも高くなりますので、就職先を探す人があふれます。
景気が悪い年は、民間企業の存続が危ぶまれるようになって、安定している公務員に人気が集中します。
人気が集中した時は、一般職や、事務職につくために、100倍の難関を突破する必要がありました。
就職先に公務員を希望するなら、早期から試験対策をしておきましょう。
経済情勢が悪化すると、一気に狭き門になってしまいます。