美白と化粧品について
美白が意味することは、肌が元々持っている白さを取り戻すことなのです。
生まれたての赤ちゃんのような白く美しい肌を取り戻すこと、という意味です。
それでは美白のルーツと現状を見てみましょう。
美白という化粧品の考え方は80年代に始まってブームになり、それ以来ずっと化粧品の重要なポストとしてほとんどの人が美白化粧品を使うほどになっています。
でも最近、美白化粧品は使った事があるが結局は続かなかった、美白化粧品はしばらくは使っていたがやめてしまったと答える人が意外な程多いのです。
美白はブームが起こってからすでに15年の月日を経ているのですが、これから美白を始めようとする人は、やめていく人よりも少ないとも言えるのです。
美白化粧品は何故続かないのでしょうか。
これは美白化粧品を使い続けていても、そうはっきりとは効果の手ごたえを感じることができないからでしょう。
美白化粧品を使っている人は、まずは美白を第一に考えてはいるものの、それだけではなく、それ以外のスキンケアもしなければと考えているのもあります。
毎日のお手入れで、美白だけの効果の化粧品に不満の声もあるでしょう。
美白は古来より求められていたもので、あのクレオパトラや楊貴妃も欲していたといいます。
女性であれば誰しも手に入れたいと思う美白は、そんなに実現しにくいもの、効果を得ることができないものなのでしょうか。
美白化粧品の効果を妨げる原因
誤った肌のお手入れは美肌に逆効果ですが、そんな美白化粧品の効果を妨げる原因についてご紹介します。
肌をこすり過ぎるといった誤ったお手入れも色素沈着の原因になり、また化粧品が肌に合わないとくすみの原因や様々なトラブルの原因となります。
睡眠が足りていなかったり、ストレスがたまっていても肌のターンオーバーを鈍らせ、メラニンがうまくなくならなくて、シミを作ってしまいます。
ホルモンのバランスが崩れやすい時期にはシミなどもできやすく、美肌には逆効果で、また喫煙も酸化作用を引き起こすためにシミや肌荒れにつながりやすく、美白にはいい影響を与えません。
過食は血液中の老廃物やコレステロール、脂肪等が増え、肌荒れにつながり美白化粧品の効果を妨げますので注意しましょう。
肝臓の働きには注意が必要で、活発に働いているときはシミやくすみの原因である過酸化脂質を分解するグルタチオンを生産する力が高まり、逆に低下するとその生産力が落ちるのです。
血液の流れが悪いと肌荒れの原因となり、美白効果を妨げてしまうなど、美白化粧品の効果を妨げる原因はこんなにもたくさんあるのです。
このような美白を妨害するものを抑える法方はないかというと、まず紫外線から身を守るためにUVケアを行って、シミの予防をすることです。
UV化粧品の活用と共に、日焼けしない日頃からの心配り、そして美白成分のビタミンC誘導体や保湿成分配合の美白化粧品をぜひ欠かさないようにしましょう。
ビタミンが不足したりストレスがたまっていても悪影響を及ぼすので、常に睡眠をきちんととり、ビタミンやミネラルを豊富に含んだバランスの取れた食事を心がけると、美肌作りに役立ちます。
野菜や果物は体を温めるものを選び、軽いマッサージなどをして血行を良くすると、美白につながります。
日ごろからこのようなことに気をつけておけば、美白効果は必ずや生み出せることでしょう。