化粧品の選び方
女性にとって、コスメや化粧品を自分に合ったものを選ぶことはなかなか困難です。
肌に合う化粧品を、色や質感だけでにこだわらずに探さなければならないのです。
人によっては、ついテレビのCMや雑誌広告に勧められるまま、手近な化粧品を選んでしまいがちです化粧品を渡り歩くコスメ難民にならないように、化粧品は決して安い買い物ではありませんので、心がけましょう。
無節操に選んでいくのではなく、新しいものに挑戦することは悪いことではありませんが、自分なりの物の見方を決めていくことが必要ではないでしょうか。
自分の肌の状態を知ることから始めましょう。
コスメについての知識を深め、情報収集をしましょう。
コスメの上手な友人に相談したり、化粧品店のコスメアドバイザーから話を聞いたり、口コミ情報などをチェックするなどして、できることはいろいろとやってみると良いですね。
おすすめなのは、ある程度の知識の下地ができたら、気になる化粧品の試供品を使ってみることです。
最後には、コスメの情報収集をいくらしても、自分の肌につけた感じを確認しないことには決められません。
数日使うとコンディションが悪くなるもの、しっくりくるもの、肌に浸透するものなど化粧品も実にいろいろです。
トライアルセットを注文するという方法も、化粧品の試供品が手に入らない場合にはあります。
何度かコスメセットを試しているうちに、良い化粧品と思えるものを見いだせるようになるでしょう。
クレンジングのコスメ化粧品
皮脂汚れを落とし肌を保湿するスキンケア用品や、肌に色をつけ化粧を施すメイクアップ用品など様々な種類があるコスメとは、化粧品関係全般の略称だそうです。
コスメの根本は自前のお肌の手入れということで、化粧品というとメイク用品を連想する人が多いようです。
基本的なコスメとは、クレンジングとウォッシングのことです。
化粧品の上手な使い方の基本となるのは、その日の汚れはその日のうちに落とすことです。
お肌は28日周期でターンオーバーし、古い皮膚が新しい皮膚に交代します。
ところが汚れが肌に残っている場合、肌は固く再生力も弱くなり化粧品の浸透もなかなかうまくできなくなってしまいます。
皮脂汚れを適度に落とし、その日のメイクをしっかり落とすことは、コスメや化粧品使いの最初のステップだといえるでしょう。
でも、肌を傷まないよう配慮しながら、肌の潤いが残るようなクレンジングをしましょう。
皮脂は根こそぎ落とせばいいものではないからです。
コスメや化粧品の良さは、それができて初めて引き出せるのではないでしょうか。
メイクをしっかり落としてくれるのは、オイルタイプのクレンジングでしょう。
でも、強い保湿力があるのはミルクタイプで、オイルは場合によっては、肌に必要な水気を取り除いてしまうことがあります。
自分の肌質などをきちんと見極めたうえで、相性のいい商品を使用しましょう。
ファンデーションコスメの化粧品選び
コスメ化粧品の一種にファンデーションという種類があります。
ファンデーションはその昔、おしろいと呼ばれており肌の色をそろえるために用いられ、顔全体に均等に塗って使用されていました。
気になる毛穴やあざを隠すことができたり、しみやしわを見えないようにするために使われるコスメ化粧品です。
化粧品売り場で、ファンデーションを購入する時にどんな色を選択すればよいか悩むものです。
首の色とかけ離れた色のファンデーションを購入してしまって、顔と首の境目がはっきりと出て、失敗した人もいると思います。
ファンデーションの選択ミスは、コスメ選びの中でも失敗しやすい部類に入るようです。
日本では昔から色白が喜ばれており、明るすぎる色の化粧品を選んでしまう方が多いようです。
コスメ選びに迷った時は、ファンデーションの色は一段階暗めの色を選んだ方がうまくいくといいます。
たとえ、暗い色の化粧品を選択したとしても健康的でキメの細かい肌であれば、透明感のあるキレイな肌に見えるので心配ありません。
ファンデーションはつけてから時間が経過すると皮脂とコスメのオイル成分が混ざり、肌の明るさが失われることがあります。
化粧品を選ぶ時には蛍光灯の光ですが、外に出ると太陽光なので、同じファンデーションであっても異なって見える場合があります。
化粧品店でファンデーションの色を選択する時は、サンプルを使って一度試してみるようにしましょう。
化粧品のサンプルをまず試用してみて、顔の肌の変化を見てからファンデーションを選んでも遅くはありません。