クレンジングジェルについて
スキンケア用品のクレンジングジェルとは、どういったものなのでしょう。
メイク落としに使用される化粧品はたくさんの種類があります。
洗顔石鹸等の洗顔料でも多少は落ちますが、綺麗に落とす為にはクレンジングが不可欠です。
化粧品は汗をかいたりちょっとこすった程度で取れてしまわないよう、油分や高分子化合物が使われています。
透明または半透明のゲル状のクレンジング剤が、よくあるクレンジングジェルの見た目です。
クレンジングジェルはクレンジングの後に水で洗い流すタイプとコットン等で拭き取るタイプがあり、洗顔料タイプ、高分子タイプ、オイルタイプの3種類があります。
洗い流すタイプのクレンジングジェルの場合、ジェル剤をよく泡立ててきめ細かな泡を作って顔につけていきます。
高分子タイプのクレンジングジェルは、油分を全く含まない水溶性高分子が成分に入っていて、植物性高分子が肌の汚れを落とします。
油分で作られた界面活性剤によって汚れを乳化させ浮かせるタイプがオイルタイプのクレンジングジェルで、メイクや皮脂汚れを柔らかくして落としますが皮膚が乾燥しやすいといいます。
クレンジングジェルは肌に適度な水分を与えて、皮脂分泌や皮膚のバランスを保つ働きがあります。
クレンジングジェルは、皮脂の分泌が多い人やくすみが気になる人に適しています。
どのクレンジングジェルがいいクレンジングジェルかは人によって大きく異なります。
クレンジングジェルの成分と自身の肌のタイプなどと合わせて検討してください。
クレンジングジェルの使い方
間違えたクレンジングジェルの使い方で肌を傷めたりはしていないでしょうか。
日々のルーチンの中に自然と組み込まれているクレンジングの作業ですが、誤ったクレンジングをしていると毛穴汚れやメイク落としが十分にできないかもしれません。
適切なクレンジングとは、ただ塗りつけてこすってすすげばできるものではありません。
クレンジングジェルでの洗顔は、ジェルを利用して皮膚にこびりついた汚れを優しく浮かていきます。
適量のクレンジングジェルを手に取ったら、額、頬、鼻、あごに少しずつつけていき、指の腹を使って軽くマッサージするように伸ばしていきます。
爪を立てないように気をつけながら、そっと丁寧に手のひらや指の腹で伸ばしていきましょう。
汚れとクレンジング液がほどよく馴染むよう、鼻や小鼻からはじめて額やあご、頬へと円弧を描くように伸ばします。
鼻孔のまわりの小高い部分は洗い残しが出やすい部位なので、指を小さく動かすようにして、念入りにクレンジングをしましょう。
クレンジングジェルは汚れと馴染むことで洗浄効果を発揮しますので、頬のような広い場所にはマッサージのように静かに伸ばしていきます。
指先の暖かさでジェルの温度が上がるとマッサージ効率も良くなります。仕上げはややぬるめの湯で洗い流してください。
コットンにジェルをつけて汚れをぬぐい取る商品も販売されていますが、水で洗い流す方が効果は高いようです。
すすぎの段階でクレンジングジェルを残らず落としておかなければ肌への負担になりますので、小鼻周辺や首筋、髪の生え際などは特に気をつけましょう。
クレンジングジェルを購入する時のポイント
納得のいくクレンジングジェル探しの注意点は何でしょう。
クレンジングジェルはメイクや皮脂などの油分を含む汚れを効率的に洗い落とせるかどうかが重要ポイントとなります。
毛穴に詰まった皮脂、角栓、汚れを取り除くことができて、肌に負担をかけない事、すすぎやすい事もクレンジングジェルを購入する際にはチェックしたいポイントです。
顔を洗うこととメイクを落とすことは、かつては別々の行為でした。
ですが近年では、クレンジングと洗顔が同時にできるものも販売されています。
クレンジング効果もある洗顔剤がないわけではありませんでしたが、最初の頃は肌が突っ張ったり肌荒れが起きたりといった欠点がありました。
ですが最近は満足のいく洗い上がりが期待できるようです。
汚れ落としのパワーも、頼りになるものが増えています。
クレンジングジェルでメイク落としをする時、強くこすらないようにしましょう。
肌を健康な状態に保つためのクレンジングで肌を傷めてしまい、過剰な皮脂分泌を促して肌の状態を悪化させてしまいかねません。
洗顔後の保湿には、スキンケアも欠かせません。
肌に水分を補充する化粧水や肌からの水分蒸発を防ぐクリームで、毛穴を引き締め美肌を保ちます。
敏感肌の方は、低刺激で添加剤が使われていないようなクレンジングジェルなどを使用するといいでしょう。
クレンジングジェル選びでは、自身の肌タイプに合う、肌との相性のいい商品を探してください。