わたしはラブクラッシャー
可愛い、美人と言われるのがイヤ…の深層心理
一億総中流と言う言葉をご存知ですか?
1970年代の日本の人口約1億人にかけて、日本国民の大多数が自分を中流階級だと考える「意識」を指すそうです。
これに基づいて考えてみると、ほとんどの女性は「自分のルックスは中程度」と思っているのだろうと思っています。
みなさんは自分のルックスに自信がありますか?
やはり少しでも容姿に対して否定的な事を言われるとかなり落ち込みますよね。
あまり直接言われる機会もないですが。
自信過剰の人も困りますが、まれに「褒められるのがイヤ」と言う人が存在します。
美人だねと男性に言われると性の対象にされている気がするのか、深いところまで読み取ってしまうのか。
ただの褒め言葉のときもあるし口説こうと思って発する言葉でもあるので見極めが大変です。
なぜ「美人と呼ばれるのがイヤ」なんでしょうか。
なにかルックスがよくて困る事があるのでしょうか。
昔のトラウマ
親が小さいころから「可愛くないのに」と言うと刷り込まれてしまいます。
親は「自意識過剰にならないように」「奥ゆかしくなってほしい」などいろいろ思惑があって褒めずに、けなして育ててしまうようですがその結果、
「私は可愛くないのだ」と思いこんでしまうケース。
女きょうだい、母親が美人の場合
美人系統ではあるものの、母、姉が癒し系の美人で、当人が派手系の美人であった場合
「私たちとは違う」と言い続けられて
「どうしてそんなに濃いのかしら」と言われると
なんだかそれが悪のように思えてきます。
女の敵を作りたくない
女に嫉妬されたり嫌がらせは多いのであえて「イヤなふり」
中年女性からは特に嫌がらせは多いです。
クラスではつまはじき。
それを克服するためには道化になることなのです。
ですから「道化に美人と声を掛けないでください」ということです。
贅沢な悩みのようでうすが当人にとっては深刻な悩みなのですね。
このようなケースの人はマジメな人が多いです。
美しすぎるのが嫌い…
美人は美人なりに苦労が尽きないものだそう。
色眼鏡で見られたり、気取っていると陰口を言われたり。
勝手に能力やスキルもあるのだろうと誤解されてがっかりされたり。
逆に才能があっても「色仕掛け」と言われたり、
ただ仲良くしようと思っても「美人に騙されてしまう」と構えられたり。
そんなふうにならないように
あらかじめバリアをはっておいている…ようにも見えます。
私のような凡人から見ると、
ぜいたくな悩みのような気がしますが…
美人と言われたら単に嬉しいですがきれいな女性はそう単純にはいかないようです。
華麗なトラウマなのでしょう。
「好きだ」と言ってくれる人を受け入れて信じる。
素直な気持ちを持つ。それはしあわせへの一歩だと思います。
自分を思ってくれるのは顔だけではないはず。
たとえ顔だとしても自分を貶める事はないと思います。
美は才能の一つ。
お化粧でエセ美人に近づけようと必死になっている私からすれば羨ましい限りの話です。