今回は自然界のゆらぎについてご紹介しましょう。
「1/fゆらぎ」という言葉を聞いたことがありませんか?
ゆらぎ…美しい言葉ですよね。「1/fゆらぎ」とは
「自然界にあるものはすべてが規則正しいわけではなく、
不安定にゆらいでいる。
そして、この不安定さがゆらぎとよばれており
この不安定さが人に心地よさを与えている。」
という定義だそう。
規則正しさと不規則さがちょうどよいバランスで調和したパターンなのです。
脈拍も風の音も、打ち寄せる波の音もろうそくの炎も星の瞬きも秋の虫の音も、規則性があるようで少しずつずれていて、不安定です。
秩序と無秩序の間でくりかえされるもの。
ここちよさと心の安らぎを与えてくれるゆらぎ。
脳をリラックスさせα波を脳の中に出させる。
α波が出る事により相手を優しく受け入れる感情になり恋のスイッチを入れることができるそう。
少し抽象的な話になりましたが、この素敵なもので恋をゲットしちゃいましょう。
1.自然に触れる場所で過ごす
風に吹かれたり噴水の近くや、木々のすれあう音。
直線しかないビルや機械的なデザインのお店…
幾何学的な物しかない場所を避けて自然な環境の場所に移動しましょう。
2.照明は白熱灯などの間接照明がベスト
キャンドルならゆらぎとマイナスイオン効果の相乗が狙えます。
キャンドルが燃える際にわずか水分が発生しマイナスイオンが放出されるのです。
そして対流によって広がります。
屋内にいながらも森林浴気分。
デートでは間接照明のお店などがオススメです。
3.BGMにクラシック
クラシックの音楽会もゆらぎです。
そしてビートルズもゆらぎ。
確かに心が落ち着きますね。
オリジナルのMDなどを贈ってみては。
4.水墨画や切り絵などを見る
曲線が美しい工芸品や織物、陶磁器などの手作りの作品は、美しく温かみがありますね。
ノスタルジックなものはすべてゆらぎです。
それを二人で見たり手にとったり…も素敵ですよね。
ちなみにゆらぎは三種類あるそうです。
1/f0は、刺激性の強い音のもの。地震やジェット機の音、
激しい音楽などは自律神経系や脳神経の緊張を呼び、ストレスを誘発する音だそう。
そして非常に規則的でゆっくりしすぎている音が1/f2。
線路のガタンゴトンや、子守唄、時計の秒針や機械的な電子音などがこれにあたります。
あまりに激しい音楽は脳が疲れてしまうし、あまりに単調なら、眠たくなってしまう。脳への刺激が少なすぎて、飽きてしまうのですね。
つまり、心や身体にとってちょうどいいのは、その中間である1/f1ゆらぎになるというわけ。
少し変わったところでは般若心経(単調に聞こえても実は言葉自体にもゆらぎがある)やヒトラーの演説もそうらしいです。
(激しい口調のようでそこにゆらぎがあったらしく、そのおかげで大衆の心をつかんだのかも…)面白いですね。
いかがでしたか。
自然界には不思議なことがたくさんあります。
ゆらぎにこんな秘密があったのですね。
確かに恋愛も人付き合いにも心地よさというものは最重要項目です。
ゆらぎという言葉の響きも心地よさを感じますね。
ここちよい恋愛、したいものです。
ゆらぎを取り込んだ恋愛してみませんか?