お酒のせいにはできなかった…ビール・ゴーグル効果神話崩壊

「ビール・ゴーグル効果」と言う言葉をご存知でしょうか。

“男性がビールなどのアルコールを摂取することで女性がきれいに見え、性的欲求が高まる”

と言う現象のこと。

 

しかし最近になって、英国の研究者が行なった研究によると、

「飲酒していた男性は見せられた17歳の女性の、加工された写真の年齢認識に影響がなかった」との結果が出たことが明らかになりました。

すなわち「男性の好みがアルコールによって簡単に乱されないことが分かった」ということです。

ええ?なんですって?男性は酔ってもしっかり認識はしている?

 

コレはにわかに信じがたいですよね。

だって男性はよくあること。バーで知り合った彼女、ものすごくいい女で…

そのまま朝を迎えたのはいいけれど違う女性が寝ていてびっくり、と言うような話。

 

ただのネタだったのでしょうか。

単にメイクを落としていたので別人だと思った、と言うことなんでしょうか。

お酒と認識能力は関係なかったとは驚きです。

 

それじゃ「酒に酔ってたんであの日のことはわからない」の言い訳が使えないじゃないか!

とお嘆きの貴兄の声が聞こえて来るようです。

 

女性のほうだってお酒のせいにしたい時だってあると思います。

 

「こんな風になったんだから付き合っちゃう?」みたいな展開だってあるかもしれないのに、

(あんまり勧めませんが)

そんなことを言われてしまっては女性としてはたまったものではないですよね。

 

 

ま、とりあえずまだ「ビール・ゴーグル効果」は健在と言うことにしておいてください。

「だってやっぱりバーで飲むワタシ、男性と二人っきりで飲むワタシはいつもの倍くらい魅力増してるんだもん!」

と思いたいものです。

 

でもね…

上記の「女性の写真の年齢認識」の研究結果、もうひとつ重大なことがわかったのです。

 

なんと「飲酒していた女性は、写真の少女の年齢を推測する能力が低下して」いたんですって!

ぎゃー!

女性は認識能力が低下するの?

だからバーの鏡やグラスに映る自分が倍美しく見えてたの?

そして、相手の男性が素敵に見えていた、とは。

 

もうこの際そんな現実的な実験結果はおいといて、お酒の力を借りて接近…というか女性はお酒のパワーで倍に魅力的に見えると思わせちゃいましょう。

実際の話、男性はこんなことを言っています。

「普段はおとなしい子がお酒を飲んで、話をたくさんしはじめたり、ちょっと酔ってるのが分かると『かわいいな』って思ってしまう」

「マジメな女性も色っぽく見える」

「シラフじゃ絶対肩や手なんて触れないけどお酒が入ってたら触れたりできるでしょ。女の子も嫌がらないし」

「美人に見えますよ。ほんのり頬が赤くなったりするし」

「早口の子がゆっくり喋ったりする。そのギャップがいい」などなど。

確かにそうかもしれませんね。

 

 

ちなみに「ビールゴーグル効果」と同様の単語に「ステラビジョン」という語があるようです。

美しい言葉でちょっと惹かれますね。あまり関係ないですが。

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