結婚しなくても結婚できるは甘い
結婚相手紹介サービスが行った調査によると、
「婚活しなくても結婚できると思っていたから」という理由が最も多かった回答でした。
全体の三割の女性、2割の男性がそう答えたそうです。
「そもそも結婚に対してなんらかの行動をとる、ということがイマイチ理解できなかった」
黙っていても結婚できると漠然と思っていたのですね。
同じく「大人になったら自然と結婚できるものだと思っていた」
実際これは私自身も思っていました。子どもの頃ですが。
「特別何をしなくても結婚できるだろうとタカをくくっていた」
「でも実際自分から行動しないと出会いも何もない環境だと最近感じるようになった」(29才女性)
たしかに自分は大丈夫という根拠のない自信と言うか、
そのうちなんとかなるさ的なのほほんとした気持ちでいるのはおおいにありますよね。
しかし20代後半でようやく気づくのは遅いような気がします。
友人や周りの人ではじめて結婚した人(自分と同年齢)の存在で
結婚を意識するのがいいと思うのですが。
そのあと何人か結婚した時に「あ、いまが適齢期なんだな」と感じること。
二人めの友人が結婚した時点で婚活を始めるのがいいかもしれません。
わざわざ婚活なんてしなくても…となんとなく思いがちですが年齢とともに
自分の市場価値が下がっていくのです。
普通に暮らしているとなかなか気づくこともないのですが出会いパーティーに
出るとはっきりわかります。
若い女性が引く手あまたということに気づきます。
次に多かったのが
「婚活の必要性を感じなかったから」で女性17%男性15%が回答しています。
「仕事も楽しかったしお付き合いしてる人がいたので恋愛=結婚と思っていた」(28歳女性)
と恋人とは結婚にいたらず婚活へ。
必ずしも恋愛している相手が結婚相手とは限らないのですね。
漠然と結婚する気になっていてもお別れ…というケースも多くやはり気づいたら年齢だけ重ねていた、
ということもあるようです。
「結婚と恋愛は別」…なんだかドライな考えに思えますが、自分はそう思わなくても
相手がそう言う考えだった場合、年数を費やした後にその考えを知ったとなると本当に
ムダな気がしませんか?
以下の順位は「結婚することにメリットを感じなかったから」「時間がなかった」に続きます。
メリットを感じない…
収入は増えず、結婚することによってもっとお金がかかってしまう。
だから消極的になってしまう。
それは大きな問題かもしれませんね。
時間がなかった…仕事に追われ、婚活に時間を割けなかった。
就労時間の増大や、趣味に熱中していたので時間がなかったということなのでしょう。
男性はそれほど深刻な事態とは考えておらず、結婚を先延ばしにする傾向があるようです。
女性は出産のリミットもありますしやはり早めに…と思いますね。
30代に突入すると恋愛から結婚にいたるカップルの確率は一気に下がるそう。
昔と違い結婚までの道のりや取り巻く環境の変化、背景がへんかしたため、
「待っているだけで自動的に結婚」に至らなくなったのです。
やはり婚活が必要な時代に突入したのです。婚活なくしては結婚が難しい時代になったのですね。