ローン一本化による借入件数の減らし方
ローンを一本化するとしても、借り入れ件数が8つも9つもある場合、それをいちどきにまとめるのはほぼ無理だと言っていいでしょう。
ですが、それでもローンを一本化すること自体を諦めるべきではありません。
とにかくも借り入れ件数を1件でも減らすことが大事なところで、可能なら3件ぐらいに数を減らしていきたいところです。
それでも最終的な目標としては、より借り入れ条件のいいローンに借金を一本化することになります。
小口のキャッシングを何件か借り入れしているのであれば、残債額が少ない順に一社でも多くまとめます。
限度額を上げてもらえるところがあれば、その分で他社のローンが返済できないか検討してみましょう。
返済がすべて終わった会社については解約手続きをすぐに行い、借入件数を必ず減らしましょう。
金融会社が審査に使う信用情報は2ヶ月分の利用情報しかありませんので、解約後に3ヶ月待つことで情報が更新されるため、他社を使用したという記録が消えることになります。
返済を完全に終わらせた実績を持ち、借り入れの件数を減らせば、キャッシング会社は優良な顧客と判断します。
金利はなるべく低く、限度額はなるべく高い枠で貸し出しを受けるのが、ローン一本化の要の発想となります。
3社か2社まで減らすことができていれば、ローン一本化が可能なキャッシング会社の選択肢は広がってきます。
金融会社のうち、できるだけ金利が低いところを利用し、ローンをそこに一本化することで、借金の効率的な返済を行いましょう。
ローン一本化で注意すべきこと
複数のローンを一つにまとめようと金融会社に申し込みをするには、いくつか注意を要する点があります。
ローンの借り入れを申し込む時に大事なのは、相手との信頼関係を構築することです。
ローンの一本化のための借り入れは金額が大きくなるので、返済能力についてキャッシング会社の慎重な審査が行われることになります。
したがって、ローンの一本化にあたっては、申し込む際に正確な情報を提供するように心がけなければなりません。
氏名や住所もそうですが、その他の内容も正しい内容を書き込んでください。
申し込みがあると、キャッシング会社はすぐに個人の信用情報を調べるので、不正確な情報を書いたとしても必ず分かってしまいます。
別のキャッシングの申し込みで書いた情報と違うものを書いた場合、キャッシング会社から怪しまれることになるため注意してください。
現在借り入れている金額や他社からの借り入れ件数など、間違いないところを申告した上で、ローンの一本化のために借りたいこと、また返済する意志が強くあることを伝えてみてください。
ローン一本化のための審査が済んだ時にお礼を言っておくことでも、好感度を上げておくことができます。
インターネットを使って、ローンを一本化するためにキャッシング申し込みをする時には、内容に間違いがないかを再確認しましょう。
誤った内容を送信してしまうと、キャッシング会社からの不信を招くだけでなく、その後利用するときにも問題となりかねないので注意しましょう。
申請にあたって収入証明書類の提出を求められることがありますが、その場合のポイントとして、直近の最も月収がよい月の給与明細書をコピーして提出するようにしましょう。