無利息キャッシングとは
金利が一切ない融資を受けることができるということを知っていますか。
キャッシングとは少額の融資するもので、基本的に担保や保証人は必要ありません。
この金融商品では、返済時に上乗せされた利息が金融会社の儲けとなります。
しかし、無利息キャッシングでは、一定の制限を満たしていれば、利子がつかず借りたお金をそのまま返済するだけでいいのです。
現金自動預け払い機(ATM)や現金自動支払機(CD)を使って融資を受け、返済をするという点も通常のキャッシングと変わりませんし、その際に審査を受けて融資用のキャッシュカードを発行される点も同じです。
これから増えていくキャッシング形式だろうと推測はされますが、今のところは幾つかの会社のみが無利息キャッシングをしています。
キャッシング会社に限らず、家族や友人から借金をした時でもいくらか上乗せして返すものです。
普通は、借りたお金には一定の金利がつくものではないでしょうか。
見ず知らずの他人に、それもただでお金を貸してくれるなんて、そんな旨い話が本当にあるなんて信じられないと思われる方も多いはず。
とはいえ、無利息キャッシングといってもいくらでも利用できるものではありません。
利子がつかない上に制約が一切ないキャッシングがあっても、信じられません。
何か裏事情があって、よからぬことが起きそうだと思いそうです。
利息なして融資を受けられるキャッシングには、それなりの理由と条件があります。
無利息キャッシングの条件
融資の方法や条件はどこでも一律というわけではありません。
消費者金融会社からのキャッシングは、銀行からの融資とは審査や顧客対象にかなりの差があります。
個人が利用する金融商品は、消費者金融が最も身近です。
無利息のキャッシング融資ができるところはたいてい消費者金融会社です。
夢のような、利息0円の無利息キャッシングですが、無利息キャッシングを利用するにあたり条件があります。
各金融会社の設定した商品内容によって、借り入れ条件には差があります。
先ず無利息の期間ですが、7日、10日、15日、30日などがあり、30日の無利息キャッシングが最長のようです。
借入限度額は、条件や会社によって300万円から1万円と様々です。最大限度額はキャッシング商品ごとに決まってはいますが、審査の結果によっては融資を受けることはできても限度額の減額がある場合も人によってはあります。
利用回数も制限があることがあり、月に一度まで等と決まっています。
1週間の無利息キャッシングのサービスをしているところもあるようですが、ほとんどが新規申し込み時に限定されています。
無利息のキャッシングは、各金融会社の決めたルールの中で、定まった頻度や期限内での融資を受けることが出来る金融商品です。
条件の範囲内で利用する限りは利子は必要となりませんが、返済しきれなくなった時などはごく普通に延滞金を請求されます。
この時にかかる延滞料は、無利息でないキャッシングをした時より高額の金額になってしまいます。
無利息キャッシングの注意点
借り入れる側にとって、利息がかからずにお金を借りられることはとても嬉しいでしょう。
提供する消費者金融側には、延滞損害金でも発生しない限り、メリットがないように思われるかもしれません。
利子をつけずに貸しても、貸す側にとっても悪い話ではありません。
たいていの場合、初めて申込みをした人を対象として無利息キャッシング融資は行われます。
新しい客が、無利息をめあてにとにかく申込み申請をしてくれることを期待しているのです。
発端は無利子を目当てにカードを作り融資を受けたというの場合も、それからは通常の金融商品を借り入れるという流れになりやすいようです。
キャッシング会社を次々と変えていって毎回新規の申し込みをすることができれば、その都度無利息でお金を借りることができると思う人もいるようです。
きちんと返す算段がついてから、キャッシング融資を受けるようにしてください。
利息がかからない借金であれば何度借りても大丈夫と、新しいキャッシング会社を利用していては、お金を借りることが慢性化してしまいます。
キャッシングから融資を受ける以外に金策はないのか、返済は滞りなくできるのか、返済をしても新たな借金をせずに済むのか。
キャッシングを活用するには、先々までの計画が必要となります。
ほんの少しだけ、利子もつかないし、とキャッシングを利用した結果、返せない借金をしょいこんでしまうという展開もあるのです。
返す目途が立つ範囲内でのキャッシング利用をしましょう。