消費者金融融資とは
いったい消費者金融融資とはどんなものなのでしょうか。
消費者に、消費者の信用を担保として、直接融資を行うことを消費者金融融資と呼んでいます。
銀行等が行っている住宅資金融資等も、広い意味では含まれます。
しかし一般的にはノンバンクと呼ばれる貸金業者による消費者への小口の無担保融資を指し、現在では多くの消費者が利用しています。
基本的に、消費者金融は即時審査であり、厳格に消費者金融では受付から審査、契約迄の手順や融資対象者の資格要件が決められています。
しっかりとした審査技術やノウハウを使って、適性与信の実行を徹底しているというのが特色です。
新規契約の所要時間は、通常30分程度で、店頭でも自動契約機でもスムーズに契約できるようになっています。
消費者金融には自動契約機の他にも、店頭、電話、郵送、インターネット等多様な申込方法があります。
利用者がパネル等の操作をして受付担当者と直接対面する事無く、契約を行うのが自動契約機の大きな特徴です。
自動契約機は有人受付センターと通信回線でつながっている為、消費者金融担当者が利用者の映像を見ながら与信審査が行われます。
利用者のニーズにあわせて返済方法はたくさんあり、店頭やATM、銀行振込や現金書留などの方法があります。
借りるのも返すのも以前に比べて大変便利になってきているのが、最近の消費者金融の傾向です。
消費者金融の悪質商法による融資
消費者金融における悪質商法による融資について。
消費者金融は以前と比べて、誰でも利用しやすいイメージに随分と変わってきましたが、悪質商法をしている業者もあるようです。
現在クレジットや消費者金融の多重債務者を騙して利益を上げる悪質な消費者金融による事件が増えているようです。
保証金の名目で金銭を騙し取る悪質商法の手口として、消費者金融の名称や登録番号を詐称した融資を勧誘する偽のダイレクトメールを送り、問い合わせた人をかもにするやり方があります。
調査費という名目で、融資の際に多額な資料代調査費を請求するのにも関わらず、実際は自己破産や裁判の方法の書類を送ってくるだけで、手続きは何もしない悪質なものもあるようです。
それ以外にも悪質商法の中には他社の融資を紹介して、法外な紹介手数料を請求する紹介屋と呼ばれる消費者金融業者もあります。
嘘をついて、信用情報機関に登録されている情報を変更するおどしてくる消し屋というのもいます。
請求してくるのは手数料やコンピューター操作料などですが、登録情報のコンピューター操作は実際には全く不可能なことなのです。
最近急増している悪質な消費者金融業者の中には、一般消費者にカードで商品を買わせて、安く引き取る買取屋などもあります。
買取屋の手口は、多重債務者を店に連れて行き、クレジットカードで50万円分の商品を買わせて、一時金として10万円を渡すが、そのまま連絡が取れなくなってしまうのです。
これを見てもわかるように、消費者金融の悪質商法は様々あります。
このような詐欺まがいの行為にだまされないようにしましょう。
消費者金融による融資の注意点
消費者金融で融資を申し込む際に注意しておきたい点がいくつかあります。
かならず表示物で確認すべきなのは、金融業者店頭に貸金業の貸金業者登録票が掲示されているか、更にJCFA会員であるかどうかということです。
契約書をよく読み借入金額、期間、利率、返済方法等をしっかり確かめてから契約書に署名するようにしましょう。
少しでも不明点があれば、消費者金融の融資担当者に納得いく迄説明を受けるようにしましょう。
白紙の委任状や使用目的が分からない書類、年金受給者証、クレジットカード等を他人に預けないようにしましょう。
それ以外にも自身を守る対策として借入時には契約書の写しをもらい、返済時には領収書を必ず受取り大切に保管することが大事です。
融資の解約時に覚えていないといけないことは、契約書原本を必ず消費者金融会社から返還してもらうようにすることです。
消費者金融から融資を受ける際に一番大切な事は、無理の無い返済計画を立てることです。
時間外や日曜祝日のATM、CD、コンビニの提携ATMでも手数料は一切かからず、手軽で便利になった消費者金融融資です。
ですが融資を実際に申し込む場合には色々と気をつけなければなりません。
急にお金が必要になった場合には、消費者金融の融資は非情に便利なものです。
コンビニの様に軽い気持ちで消費者金融を利用せずに、うまく活用するという姿勢が大事なのではないでしょうか。