銀行系のカードローンとは
カードローンには様々な種類がありますが、銀行系もその一つです。
銀行が取り扱っていることが特色で、バンクカードともいいます。
名前からもわかるように、三大メガバンク系列の銀行をはじめ、地方の銀行が提供しているカードローンの事です。
銀行系カードローンを提供する会社は、銀行が出資した系列会社やグループ会社となっているようです。
銀行系カードローンを申し込む時は、申し込みたい銀行のキャッシュカード所有者ならば、ローン審査が早いのが特徴です。
また、銀行が後ろ盾にいるという安心感も嬉しい点といえます。
使いやすいカードローンを探すには、金利や限度額条件は見逃せないものです。
銀行系カードローンは、それ以外のカードローンと比較して金利条件が良く、高額の融資が期待できます。
返済に使えるATMも、提携している銀行数が幅広く、コンビニATMの利用も可能で、使い勝手がいいようです。
ローンの一本化を図りたい時にも銀行系カードローンは便利ですし、バックが銀行であるならばトラブル発生時でもうろたえることもありません。
銀行系カードローンであれば金利が安く、有利な条件で高額融資を受けられますので、高い買い物をとっさにする必要が出た時でも安心してカード決済ができます。
銀行系ではどのような利点があるか、理解した上でカードローンを使いましょう。
銀行系と消費者金融系のカードローン
消費者金融系のカードローンは、同じカードローンでも銀行系カードローンとは少し違います。
消費者金融系と銀行系を比較する時、どういった点に着目すべきなのでしょうか。
より高額の融資を安い金利で借り入れたいという時は、13%~18%ほどで借り入れ可能な銀行系カードローンが断然有利です。
銀行のグループ企業、あるいは系列企業によって経営されているカードローンの金融会社を意味しています。
その点、消費者金融系のカードローンはかなりあっさりしたものです。
火急の用件で早くお金が必要だという方は、審査に時間がかからない消費者金融系のカードローンがいいでしょう。
ただし、消費者金融系の金利は20%以上と銀行系より高めです。
そして、利用限度額は銀行系よりは低額になりやすいようです。
消費者金融系では、利息の全くつかないキャッシングローンが使える場合もあります。
ただし、金額や返済期日に限度が儲けられているようです。
銀行系も消費者金融系も一長一短な面がありますので、カードローンの申込みをするには、個別の貸し付け条件、返済条件をよく見ましょう。
自分のお金の利用目的と返済計画に合ったカードローンを見つけましょう。
銀行系と消費者金融系カードローン、それぞれに特徴があります。
希望的観測に基づいて返済に着手し、結果として返済を滞らせてしまわないようにしてください。
事前にしっかりリサーチしてから銀行系カードローンを申し込むようにしましょう。
銀行系カードローンのメリット
銀行系のカードローンと消費者金融のカードローンのどちらを持っている人が多いでしょうか。
2008年に改正貸金業法が施行されて以来、業界の自主規制により総量規制や金利の引下げが行われるようになりました。
消費者金融系のカードローンが、全体の流れとして金利の低下に動いています。
消費者金融系は金利が元々高めですから、引き下げてもなお銀行系カードローンに及ばないことが多いですが、顧客には朗報です。
しかし、消費者金融の業界では、改正貸金業法のために、経営が立ちゆかなくなっているところが増加しています。
消費者金融会社は大会社でも厳しい経営の中で難しい選択を迫られているといいますが、どうしてでしょう。
まず、改正貸金業法により、1人当たりの貸出額は100万円が限度額となります。
つまり1人に対する融資額が少額になるのです。
一方、融資に際しての限度額が大きくなったのが銀行系カードローンです。
そのため、金利の低い銀行系カードローンの融資枠を一つ押さえることで、消費者金融系の高金利融資が不必要になってしまいます。
銀行系カードローンの利点は低い金利での融資を受けられることでしょう。
借りる側は、やはりカードローン会社選びの際には金利が低いところを中心にピックアップしています。
少し前まで金利8%が下限値でしたが、最近では金利6%での融資を実現しているところもあります。
カードローン未体験の人だけでなく、融資の借り換えにも重宝できる数字です。
クレジットカードにもキャッシング機能はついていますが、有利な金利で借りるには、銀行系カードローンの方がいいこともあります。
銀行系カードローンの長所を十分に引き出す使い方ができていれば、お金の節約になるでしょう。