子供の家庭教師選びについて

家庭教師を選ぶときのポイント・注意点

 

家庭教師を利用するときにどこの業者にしようか考えるだけではいけません。

指導の質自体は業者ではなく家庭教師「個人」で決まるのです。

(家庭教師会社による指導のサポートなんて普通は存在しません)

良い家庭教師かどうか自分に合った家庭教師かどうかは最終的には実際に指導を受けてみないと分かりません。

 

信用のおける派遣業者(ほぼ無い)や知人からの紹介なら

別かもしれませんが、それでも相性が合うかは分かりません。

 

そのような紹介が無い場合について、

このページでは依頼する前に使う事ができる 選ぶポイント・注意点を解説したいと思います。

そもそも個人契約では自分で家庭教師を選べますが

派遣業者を利用する場合は業者があらかじめ選んだ家庭教師に対して

OKを出すかどうかという受け身的な選び方かもしれません。

 

派遣業者でも良い人が来るまで交代を要求しなければなりませんから、

やはり自分で選ぶための判断力が必要になります。

選ぶ(交代する)ほどの家庭教師がいない地域に住んでいる方は

インターネット家庭教師の利用を考えて下さい。

 

家庭教師の理念や勉強観

 

まず最初に大事だと思うのはこれです。

家庭教師の勉強に対する目的意識や考え方については、

自己紹介や面接などで確認した方がいいでしょう。

家庭教師の持っている理念や考え方が生徒と異なる場合、

学習意欲、効果を大きく低下させるでしょう。

ある教科の好き嫌いが、教師の好き嫌いから始まる事も多いでしょう。

人柄・人間性・詐欺師に注意

悪徳業者だけでなく悪徳家庭教師もいます。

「金さえ手に入ればいい」

「生徒などどうでもいい」

これは特に個人契約においてですが、

相場よりもだいぶ高い料金だったり、高額な前払いの場合は

悪徳家庭教師である可能性も考えて慎重に検討して下さい。

実際にそういう被害の話も目にします。

特に学生さんの場合は、学力よりも生徒さんとの接し方や教え方

のほうが問題になることが多いと思われますので。

指導歴

家庭教師においても経験は非常に重要です。

経験を積んで家庭教師の能力を成長させます。

しかし、これは一人の家庭教師の中での話です。

経験の多い家庭教師Aが 経験の少ない家庭教師B

よりも優れた家庭教師とは言えません。全く別問題です。

教え方や接し方などのスキルは家庭教師の

性格などによる個人差がとても大きいと思います。

「経験が豊富だから安心」 とは考えないで下さい。

指導料金

家庭教師では単純に1時間の料金あたりの料金で

損か得かを考えても意味がありません。

指導時間外にも生徒さんのために研究、準備している人から、

指導時間中も全く指導しないで座っているだけの人までいるのです。

ですから、同じ指導時間あたりに出せる効果は

家庭教師により全く違います。

これは依頼する前に判断できることではありませんが、

たとえばプロの料金が学生の2倍であっても

学生の2時間よりもプロの1時間の方が良いかもしれないのです。

それはもちろん、あなたが依頼する家庭教師しだいです。

科目

「指導可能科目はコレコレです」という情報は役立たないというか

そのまま信じるのは危険です。

「指導可能」にはピンからキリまで含まれています。

生徒さんにとって十分なのか確認しなければなりません。

問題が解けるだけで、すごい浅い知識しか持っていなくても

指導可能科目とされていることもあります。

悪徳業者だと、その科目は指導できないと言っている家庭教師を

無理やり送り込んでくることもあるかもしれません。

指導科目ごとに それが得意な家庭教師に頼む方法もあります。

  (受講する科目)

指導科目数が増えれば指導時間も増やさなければなりませんから、

科目数を増やせば料金も簡単に2倍3倍とかかります。

あなたがお金持ちでなければ、家庭教師に指導してもらう

教科は絞るべきかと思います。

希望内容を家庭教師に明確に伝える

個人契約でも派遣でもどちらでも非常に重要なことです。

個人契約なら家庭教師本人に直接質問すればよいですが、

特に派遣業者のときに気を付けて下さい。

悪徳派遣業者の場合は、派遣業者に説明しても家庭教師には

伝わっていないと考えましょう。

実際に授業を受ける家庭教師に直接、希望内容を伝えて

それでも受けてもらえるかどうかを確認することが大事です。

学生家庭教師の大学名(学力)

家庭教師に必要なのは人間性のほかには、

学力(知識)や指導力(教え方)やコミュニケーション力です。

難関大学の学生という条件だけで期待できるのは、この内の学力だけです。

もちろん一般的に学力が高い人は、

適切な経験を積めば指導力も高くなると思いますが、

経験を積んでいない学生さんだと教え方については期待はできません。

それどころか、逆に頭が良すぎると勉強が出来ない生徒に

うまく教えられないという話を聞いたことがあるかもしれません。

これは本当か? と問われれば、難関大学の学生の中には

そういう家庭教師も少なからずいることは本当だと思います。

その原因は頭が良すぎるからではなく、勉強の苦手な生徒の気持ち

を理解したり、合った「やり方」をするという

考えや経験が無いからだと思います。

しかも勉強が苦手で家庭教師を頼む生徒と難関大学生では

その差があまりにも大きすぎるため、

上手くいかないことがあるのだと思います。

勉強ができるタイプの生徒さんの場合には

学力が高い学生家庭教師を付けるのは悪くないと思います。

最後に、なぜこの項目は学生に限定して書いたのかと言いますと

本当のプロならば学歴に関係なく自分が出来る事と出来ない事を

客に明確に説明するでしょうから。

大学生はそういう意識のない人も多く、選ぶ生徒(ご家庭)側が

この点を理解しておく必要があると思うからです。

  (まとめ)

学校名で判断できるのは学力だけであり、

高学歴の学生さんに来てもらえたからといって

生徒の学力に合った教え方をしてもらえるかは別問題です。

もちろん家庭教師の学力は高いに越したことはありませんが

生徒さんの指導に必要な学力さえあれば良しとして、

あとは熱心な人を選ぶことに力を入れて下さい。

まずは資料請求から始めるといいかと思います。

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