二の腕ダイエットをする前に
二の腕を露出させることに抵抗のある人は、結構多いでしょう。
電車の中でガタンと揺れた拍子につり革を持つ二の腕も見事に揺れ、いやおうなしに自分の二の腕の太さを思い知ることになり、二の腕ダイエットを思い立ったという人も決して少なくないでしょう。
二の腕がさらされることになる夏が来ると、二の腕の太さへの心配は頂点になり、なんとしても二の腕ダイエットをしようと思うようになるでしょう。
上腕二頭筋が二の腕の語源となっているのですが、二の腕には上腕三頭筋を含めて表すことが多く、揺れを気にすることになる二の腕とは、この上腕三頭筋の部分なのです。
ものを持ち上げたりするようなときに働くのが上腕二頭筋で、ものを下ろしたり押したりする場合に働く筋肉は、上腕三頭筋です。
状況を想像してみるとわかると思いますが、ものを持ち上げる場合に上腕二頭筋は勝手に働いて、ものを下ろす場合には上腕三頭筋はそれほど働きません。
重たいものを下ろすときなどに、たいていの人は引力に任せて下ろすはずで、上腕三頭筋を意識してゆっくり下ろすことはないでしょう。
揺れの気なる二の腕ダイエットの難しさはそこにあります。
上腕三頭筋は意識しない限り使われることの少ない筋肉なのです。
さらに上腕二頭筋と比べて上腕三頭筋は代謝が大変悪く、したがってダイエットしにくいのです。
二の腕に限らず、部分痩せと言われるダイエットはただ単に体重を減らすダイエットとより難しいと言われています。
なかなか結果の出しにくい二の腕ダイエットですが、いろんなダイエット情報を調べて自分に合った二の腕ダイエットをはじめてみませんか。
運動による二の腕ダイエット
二の腕をダイエットする時には、食事制限だけではあまり効果を期待できません。
ただ太り方で考えると、体の中で二の腕だけが太っているということはあまりないはずで、たいていが体全体が太り気味なのではないでしょうか。
ですからまずは体全体のダイエットをするために食生活も正しいものにし、二の腕のダイエットにつなげていくといいでしょう。
二の腕のダイエットを成功させるためには、二の腕の筋肉、上腕三頭筋を鍛えることなくして実現はできないのです。
フィットネスクラブなどに通っていれば、設備も整っているし、トレーナーの方もいるのでダイエット効果も現れやすいでしょう。
けれども仕事で忙しい社会人や子育てに追われている主婦の方にはそれもなかなかむずかしいことで、さらに経済的な負担もばかになりません。
そこで自分でできる二の腕ダイエットとしてご紹介したいのが、腕立て伏せです。
腕の力で自分の体を押し上げることは、上腕三頭筋をしっかり使うことになります。
といっても腕立て伏せなどできないという人も、当然いるはずです。
そんな人は、両膝を床につけた状態で腕立て伏せをしてみましょう。
正しい腕立て伏せではなくても、これで二の腕を鍛えることも可能です。
また、壁に手をあてて体を斜めに支えた状態で体を押し出す運動も二の腕ダイエットに効果があります。
お金をかける二の腕ダイエット
ダイエットにいくらお金をかけても大丈夫という人であれば、二の腕ダイエットにはたくさんの方法があります。
健康的に二の腕ダイエットを行うならば、フィットネスクラブに通ってみるといいでしょう。
トレーナーがいるので二の腕ダイエット用のメニューも考えてくれるそうです。
1人で家の中でひたすら腕立て伏せに挑戦するよりは、楽しく二の腕ダイエットができるでしょう。
腕立て伏せは単調な運動なので三日坊主になる人も多いかもしれません。
この運動にもお金を投じていると思うと、簡単に投げ出す気持ちは起きないかもしれません。
またエステサロンに行って二の腕ダイエット専用のコースを選び、集中的にダイエットするという法方も効果的でしょう。
ダイエット器具を利用することで、二の腕ダイエットをすることもできます。
簡単な安いものからかなり高額の本格的なものまで、様々にあるようです。
気になるダイエット効果ですが、効果があった人も無かった人もいるようなので、自分に合った二の腕ダイエット器具を見つけてみましょう。
最終手段としては、二の腕の脂肪吸引という法方を選ぶこともできます。
その方法は体内に管を入れて脂肪を吸引するダイエット方法なので痛みを伴う上、料金も高額になっていますので、利用する際にはよく考える必要があります。