太っている原因で違うタイプ別の下半身ダイエットの方法
下半身のダイエットをしたい場合は、下半身がなぜ太っているかを突き止めて、見合った方法を選びます。
脂肪が原因で下半身太りをしている場合は、有酸素運動でダイエットすることがおすすめです。
運動には無酸素運動と有酸素運動があります。
筋肉トレーニングや、短距離ダッシュなど、筋肉の瞬発力を利用する運動が無酸素運動です。
筋肉に貯蔵されたグリコーゲンを消費する運動です。
一方、呼吸をしながら長時間にわたって続けられるような、ウォーキングやジョギングなどの運動が、有酸素運動です。
体脂肪を効率的に燃やすには、有酸素運動が向いています。
脂肪を燃やすことで、下半身のスリムアップをはかることができます。
有酸素運動はできれば毎日行えるとダイエットに効果的なので、無理なく楽しくできる運動を行うとよいでしょう。
むくみが原因で下半身太りをしている場合は、マッサージをしたり体を温めることがおすすめです。
下半身は心臓から遠く、血液が足下に留まりやすい位置関係になっていますので、不要な水分が停滞したり、老廃物が残ってむくみの原因になります。
下半身のむくみを解消するためには、リンパや血管の流れが良くなるようなマッサージが効果的です。
ぬるめの湯にゆっくり浸かったり、温かいものを摂取するなどして体温を高くすれば、代謝が上がりむくみにも効果的です。
下半身ダイエットにおすすめの運動とは
下半身を引き締めたくてダイエットをしているけれど、期待した結果が得られないという方は少なくありません。
効果的なダイエットと言われると、食事を減らすことをイメージしがちですが、その他にも手段はたくさんあります。
カロリー消費量を増やすより、カロリー摂取量を減らすほうがすぐに実行できますので、食事制限はそういった意味では簡単です。
とはいえ、食事を減らしたところで、下半身は細くなるわけではありません。
下半身ダイエットには運動を中心にした方法が向いています。
下半身がやせない原因として考えられることは、下半身が冷えていることとむくんでいることです。
積極的に体を動かさずにいると、血液の流れが滞りやすくなり、体内に不要な水分が留まりやすくなって老廃物が溜まります。
血液がスムーズに流れるようになれば、下半身の冷えやむくみも改善されます。
運動不足を解消することで、血液が全身を巡りやすくなり、代謝が良くなります。
その結果冷え性やむくみが緩和される等のメリットがあります。
自分に合う運動をすることが一番ですが、下半身ダイエットの定番はウォーキングです。
無理なく続けられる運動をするには、ジョギングのような運動負荷の高いものは大変だという人もいるでしょう。
それに比べてウォーキングは軽い運動なので、筋肉をつけすぎて脚が太くなるということがほとんどありません。
効果的な下半身ダイエットを行うためにも、適度な運動を取り入れて、むくみや冷えのない下半身を目指すことです。
下半身ダイエットの妨げになる歩き方とは
レッグラインをきれいに見せるハイヒールが原因で、下半身ダイエットが滞っている可能性があります。
女性の場合、ヒールの高い靴を履いていると、重心が前寄りになることがあります。
高いヒールの影響で、いつもと違う筋肉に力が入ったり、重心が移動した結果、内股になったり、太もものつけ根に力が入りやすくなります。
下半身が太く見える原因は、ヒールの影響で筋肉の入り具合がかわったせいかもしれません。
下半身の筋肉に負担が分散する分、お尻の筋肉を使わなくなり、ヒップラインが崩れます。
ダイエットを成功させるためには積極的に体を動かすことが大事ですが、どのように筋肉を使うかも重要になります。
下半身ダイエットをするならは、重心の位置がずれやすいハイヒールを履いて歩く機会は減らしたほうがいいでしょう。
きれいな姿勢で過ごすことが、血流を維持し、ダイエット効果を高めることにつながります。
歩く時には背筋を正し、重心が前に寄っていかないように注意して、骨盤が歪まないようにします。
ウォーキングシューズや、ランニングシューズは、正しい姿勢で歩けるように設計されていますので、歩く時に適しています。
自分の脚に合う靴で歩くことで、不必要な位置に筋肉がついてしまうような状況にも対策できます。
これから下半身ダイエットに取り組むなら、歩く姿勢と、靴の選び方に配慮することがポイントになります。