ヒアルロン酸注入の基礎知識
美容手術にはヒアルロン酸注入法があることを知っていますか。
ヒアルロン酸は、元々人体の真皮層に存在する多糖類の事を言います。
肌のみずみずしさは、肌の保水力によって保たれているのですが、それは皮膚中に存在するヒアルロン酸の保水力によるものです。
しかし、加齢と共にヒアルロン酸は少しずつ失われていき、それと共にしわやたるみも増加します。
肌の保湿のため、しわやたるみを軽減するために、ヒアルロン酸は化粧品などにも多用されます。
とはいえ、ヒアルロン酸は分子量が大きいので真皮に直接浸透することはないのですが、保湿力が高いため、皮膚をしっとりさせることができます。
このようなヒアルロン酸は美容整形にはどのように使われているのでしょう。
例えば、プチ整形にはヒアルロン注入法が用いられます。
鼻筋をスッキリと整える隆鼻術でも、ヒアルロン酸注入法が行われます。
また、唇をよりふっくらとさせることも可能です。
プチシワ取り、プチアゴ修正もヒアルロン酸注入でできます。
シワをきれいに取り去ったり、アゴの高さを足すことができます。
プチしわ取りは、顔の様々な部分のシワ取りに役に立ちます。
眉間の縦しわやくぼみ、目尻の笑いじわ、アゴ、額など、ヒアルロン酸の注入でシワを消せるのです。
表情によってしわになった部分にヒアルロン酸を注入してしわを目立たなくし、短時間で手軽にしわを取る事が出来るのです。
ぷるぷるとした弾力のある、往年の肌に戻りたい人はヒアルロン酸でアンチエイジングができると共に、これからのシワも予防できます。
ヒアルロン酸注入の効果
美容外科などでよく利用されるヒアルロン酸注入手術ですが、豊胸手術はその主な方法のうちの1つです。
メスを入れずにバストサイズをアップさせることできるので、ヒアルロン酸注入は近年人気があります。
体内には元々ヒアルロン酸が含まれていますので、注射しても拒否反応などは起こらず、安心して手術を受けられます。
片方50cc~70ccで1カップ程度のバストアップが可能で、感触や見た目が自然なのが特徴です。
持続期間は約2年程度ですが、ヒアルロン酸の追加注入が出来ます。
豊胸施術は入院、施術後の通院の必要は無く、豊胸の施術時間は20~30分です。
妊娠することも赤ちゃんにお乳をあげることも問題なく行えます。
白内障の手術時にもヒアルロン酸を使いますし、変形性膝関節症の治療薬という場面でもヒアルロン酸はれっきとした医療に使います。
非常に安全性が高いことがヒアルロン酸の特徴です。
変形性膝関節症は何回かの注入を行いますが、問題なく使われています。
ヒアルロン酸注入の活用法は、これらだけにはとどまりません。
ヒアルロン酸を用いてのプチ整形やしわ取り手術は、多くの人が利用しています。
ヒアルロン酸注入を使ってのシワ取りは短時間で終わるだけでなく、入院する必要もない気軽さが受けています。
エステでのシワ取りやプチ整形は、いつもより多少お金のかかるメイクアップを施す感覚で済み、即日入浴もできます。
ヒアルロン酸注入の注意点
プチ整形にヒアルロン酸を用いる手法は、現在、世界各国で行われています。
言葉を無駄に軽くするようなプチ整形という言い回しを好まない人もいます。
ですが、ヒアルロン酸注入によるプチ整形は、アンチエイジング手術を自然な形で行いながら、メスで体を切りシリコンなどの異物を挿入する必要はありません。
ヒアルロン酸注入手術では、施術を受ける施設や人を見定める必要があります。
手術をする人によって注入量や効果、持続性などは驚くほどに違いが出るものなのです。
実際にヒアルロン酸注入によって、皮膚表面が凸凹になってしまったり、期待していた仕上がりと違ってしまったりといったトラブルが存在する事にも注意しましょう。
ヒアルロン酸注入の経験が豊富で、信頼のおける美容施設でお受けになる事をお勧めします。
また、3万円という価格は美容整形の中では手軽な方ですが、ヒアルロン酸注入によるプチ整形でもそのくらいは用立てなければなりません。
また、ヒアルロン酸注入によるシワ取りは1回2万円前後、豊胸手術では片胸のサイズアップに50ccとすると20万円ほどかかります。
また、ヒアルロン酸は体内に吸収されてしまうので、2年程度で効果はなくなってしまうことに留意しましょう。
ヒアルロン酸注入による美容施術が必要なのか、しっかりと情報収集しましょう。
本当にその施術方法でいいのか、後で悔やみはしないか等、ヒアルロン酸注入を受ける際には費用や所要時間や効果の程度を入念に下調べをすべきです。
どのエステサロンで施術を受けるかも判断をつけるため、担当者と納得のいくまでカウンセリングを受けましょう。