うつ病にサプリメントを利用する
最近は、うつ病に効くサプリメントも販売されています。
サプリメントでうつ病改善を目指すことで、病院で医者に症状を話したり薬をもらわずに治したいという人もいます。
気分障害の一種とされるうつ病は現代人に多い病気であり、最近では名前を聞いたことがあるという人は少なくないのではないでしょうか。
昔は、うつ病は精神疾患ではなくただの怠け病だと思われることもあったようです。
人によって、うつ病になるとどんな症状が出るかがかなり違います。
物事に取り組む意欲がなくなったり、これまで楽しかったことを楽しく感じなくなったという方もいます。
とほとんど眠れなくなったという人や、拒食や過食、動きが鈍くなる、頭の回転が鈍くなって次にすべきことが思いつかない、などといったものもうつ病の症状にはあります。
起床直後が症状が最も酷く、昼過ぎから少しずつ復調してくるという方もうつ病の中にはいるようです。
自覚がない場合もあるので、うつ病であることを気づかず放置していたということもあります。
精神科や心療内科で判断してもらった方が、1人て抱え込んでいるより状況を把握しやすいでしょう。
病院に行くほどのものではない、とかたくなに診察を受けたがらない方もいるのは事実です。
サプリメントでうつ病を緩和したいなら、薬局などで相談してみましょう。
サプリメントで快方に向かうのであればと、薬よりもサプリメントを選ぶ人もいるようです。
サプリメントは近年多くの人が使うようになっており、サプリメントでの体質改善や栄養補給が一般的になってきたため、うつ病にも用いる人が増加しています。
うつ病に役立つサプリメント
うつ病に対するサプリメントは複数存在しており、ドラッグストア等で販売されています。
うつ病でどのような状況になっているかは人によって違い、サプリメントもそれに合わせて何種類か作られているようです。
体内のセロトニンやノルアドレナリンが不足するとうつ病の症状が出やすいようですが、その場合、体内のホルモンを作る力も落ちています。
そこで、セロトニンやノルアドレナリンの原料であるアミノ酸サプリメントが摂り入れられるようです。
いつまでも不安が消えなかったり、ものごとに恐怖を抱くようになることもうつ病には多いようです。
この感情は、ビタミンB1が体内で欠乏気味になることから引き起こされます。
ビタミンB6が不足すると、ソワソワするなど落ち着きがなくなります。
時には、そういった症状もうつ病の一部と考えられます。
ビタミンB12も身体には欠かせないもので、脳の神経細胞に大きく関わります。
うつ病対策としてサプリメントを摂取する場合は、個別の栄養素をその都度服用するのではなく、マルチビタミンサプリメントなどを用いるという場合が効率がいいと言われています。
骨を作り、丈夫な身体の源になっているとされるカルシウムは、欠乏すると骨の強度などに影響しますが、それ意外にもカルシウムが不足することで精神的なイライラが発生する場合もあるといいます。
うつ病の症状の一つとしても数えられているもので、カルシウムサプリメントを用いる人も多いようです。
うつ病サプリメントの注意点
サプリメントでうつ病対策をするという場合、既に専門医の診断を受けて薬を使っているという人は気をつけましょう。
これはうつ病治療に関わらず、すべての病気を治療している人に言えることです。
自分勝手な判断のもとでサプリメントを利用しないように注意しましょう。
健康補助食品に分類されており薬扱いはされていないサプリメントですが、がぶ飲みしていいものではありません。
相性がよすぎて医者からもらって薬が効きすぎたり、または効きが悪くなったりすることもあります。
特にうつ病の場合、逆効果を与えてしまうサプリメントや、副作用を強めてしまうサプリメントもあるようなので、投薬によってうつ病を治療中の人は特に注意が必要です。
薬を処方してくれているお医者さんに相談をして、うつ病サプリメントの種類を決めてもいいでしょう。
うつ病治療のために、向精神薬が用いられている人もいます。
向精神薬を投薬している場合、カフェインなどが含まれた食品、飲料、サプリメントは摂ってはなりません。
向精神薬は脳の中枢神経に影響を与え、恐怖感を和らげたりリラックスさせるセロトニンの分泌を促す効果があるとされている薬品です。
セロトニンは興奮させるアドレナリンを抑える働きを持っています。
逆に、カフェインはアドレナリンを放出させる働きを持っています。
うつ病治療のために向精神薬を投薬しているのにサプリメントなどでカフェインを摂ってしまうと、何の意味も持たなくなってしまうので注意しましょう。