プログラミングを習得するにあたって必要なものは色々ある。
しかし何はなくとも、まずはパソコンがないと始まらない。
しかし、いざ購入するとなると、どんなパソコンを選べば良いのかわからないという方が多いのも現状だ。
そこでこのページでは、プログラミングに適したパソコンの選び方や、プログラミングにおすすめの周辺機器などについて紹介していこう。
プログラミング用パソコン選びの前に基礎知識を
パソコンに関する重要用語について先に解説をしておこう。基礎的な内容なので、知っているという方は飛ばしていただいて構わない。
CPU
CPUはコンピュータの脳みそだ。コンピュータの頭の回転速度はこのCPUで決まってくる。人間でも頭の回転が早ければ早いほど、計算の速度は早い。同じように、コンピュータもCPUが高性能であればあるほど、計算や処理が早くなる。
単位は1秒間に何回転するかという意味で、2.5GHz(ギガヘルツ)などと性能が表示される。
メモリ
メモリは作業のスペースを指す。まな板のサイズを想像するといいだろう。狭いと一つずつしか野菜が切れないが、広ければ多くの野菜を一度に切れたり、みじん切りもしやすい。
単位はGB(ギガバイト)が一般的だ。大きければ大きいほど、並列処理が可能になっていく。
HDD(ハードディスク)
ハードディスクは冷蔵庫のサイズだ。どれだけ多く量を詰めておけるか。スマートフォンや音楽プレイヤー、デジカメなどでもある考え方なので想像しやすいだろう。
大きければそれだけ多くのものを保存しておける。
OS(オペレーティングシステム)
パソコンに入っている基本のシステムを指す。そもそもこれがないと何も動かない。Windowsという言葉を聞いたことがあると思うが、これがOSだ。他にもMac OS XやLinuxなど様々なOSが存在する。
初めて買うならWindowsで構わない。ただ、Macを使うエンジニアもどんどん増えてきたので、好みで選んでいい。
上記はパソコンを買うときに必ず必要な知識なので、必ず覚えておこう。
プログラミングに適したパソコン選びのポイント
プログラミングできるパソコンというと、特別な機能を備えたパソコンが必要になると思われるかも知れない。
しかし実際にはそうではなく、ほとんどのエンジニアは一般的に普及しているパソコンを使って開発を行っている。
家電量販店を見てもネットショップを見ても、さまざまなラインナップのパソコンが並べられているが、それらの中から適当にパソコンを選んで、その日からプログラミングの学習を行うことも可能だ。
ただし、「プログラミングできる」ということと「プログラミングに適している」ということは話が別である。プログラミングに適したパソコン選びのポイントや、揃えておきたい周辺機器、購入方法などについてしっかり押さえておこう。
次項よりさらにおすすめのPCなども紹介していきます。