メールが出現してから世の恋人たちは連絡手段に困ることも、
相手に緊急の連絡をすることも、
職場に電話することもなく天下泰平に恋人ライフを過ごせるようになった
…わけではなさそうです。
また新たに頭を悩ませる存在が出てきたわけですね。
手っ取り早く便利。
しかしその反面、情緒不安定にさせる悩みのタネでもあるようになりました。
とくに女性はその傾向が強いようです。
「伝えたい事があるからその場でメールしたい！彼に伝えたい！」
そういう女性は多いと思います。
男女間でのメールのやり取りは楽しいもの。
レスポンスが早いととても嬉しくなってしまいますし、好きな人だったら早く返したくなる気持ちになりますよね。
ラリーが続いても途中で返ってこなくなることもありますが、そのときはなにか用が出来たのだな、なにかをし始めたのだな、と自分で納得させますがちょっとがっかり。
でもそれはまだいいほうで、送ったメールの返信がまったく返ってこないとき。
不安になってしまう気持ちはよく分かりますが決して焦らないこと。
「送ってから時間が立ってる…」とイライラして
「なんで返事くれないの？」とへこみ
「嫌われた？」といてもたってもいられなくなる…
ついに「なんで返事くれないの？なんかあった？もしかして私嫌われたのかな？」
とどん引きの内容を送ってしまう。
ちょっと遅かっただけでこんなに事を大きくされては、彼もびっくりでしょう。
最も恐れている「束縛」と言う二文字が彼の頭に…
「付き合っている時点でもう束縛って。結婚したら束縛がすごいなこれは」
と残念なジャッジを下されてしまいます。
あなたに縛られている自分を想像してうんざりしてしまうのでしょう。
返信がないのに続けて送信
空気が読めないどころか、恐怖を感じます。
今、なにしてる？相手も暇だと限りません
何で返事くれないの？キライになった？
なにもないのにこんな事を言われると、
「あれ…キライになったのかも」と急に思ってしまう
危険フレーズです。絶対に書かないように。
さみしい
リアクションに困ります。
「私がさみしくないようにして」という要求がバレバレ。
「返信は要りません」
相手の負担にならないよう気を使っているフレーズですが、
書いてある内容がなにやら意味深だったら、
「返信しろ」ってことなんだな…と思ってしまいます。
精神的なプレッシャーを感じうんざりします。
並べて見ると
呪文のようですね…
それよりも最重量級なのは、
「メール待ってるね」
楽しみに待っているのは理解できます。
気を引きたい気持ちもあるのでしょうし。
でもこれは横綱級の重量メール。
メールはキャッチボールのようなものです。暴投してはいけません。
一度くらい間違えて見当違いの方向に投げる事もあるでしょう。でも毎回毎回暴投していては、どこに目がついてる？ワザと？
と不思議がられてしまいます。
相手にきちんと届くように投げたいものですね。
同じ速度で、同じように相手のフトコロに投げていきましょう。