FXを始めるにあたって必要な知識

外国為替証拠金取引

 

FXは正式名称を「外国為替証拠金取引」と言いますが、その名の通り「外国為替」を投資の対象とする取引です。

 

「証拠金」というのは、FXの取引をするために必要となるFX業者に預けるお金のことです。

 

FXは為替相場が上がるか下がるかを予測し、「通貨を買う」または「通貨を売る」を繰り返すだけのシンプルな取引です。

 

取引できる通貨には、日本円や米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、スイスフランなど様々なものがあり、FX業者によって取扱いペアの数や種類が異なります。

 

FXにおける4つのメリット

少額の資金での投資が可能

 

FXはお小遣い程度の少額の資金で取引できるため、預貯金などからまとまった資金を解約する必要がありません。

 

また、FXにはレバレッジ(てこの応用)というシステムがあり、投資金の最大25倍まで運用できる仕組みになっています。

 

つまり、1万円の元手で25万円の取引ができるということです。

従って、少ない資金でも大きな利益を狙うことができます。

 

24時間の取引が可能

 

株式などの場合は証券取引所の開いている15時までしか取引ができませんが、FXは海外通貨との取引であるため、24時間取引ができます。

 

従って、サラリーマンなど日中は仕事で忙しい人でも、終業後から深夜までの空いた時間に取引が可能です。

 

相場の上下動において利益を獲得

 

株式などを購入する場合は、「安い時に買って高い時に売る」ということで利益を得ます。

従って、相場が上昇の流れにある時にしか取引ができないということになります。

 

ところが、FXは「買い」からではなく、「売り」からも取引が始められます。

つまり、円が110円の時に買って、115円の時に売れば5円の利益を取れますし、逆に円が110円の時に売って、105円の時に買い戻せば同じ5円の利益が取れます。

 

このように、FXは円安傾向であろうと、円高傾向になろうと、利益を狙うことが可能です。

 

スワップポイントで利益を獲得

 

FXでは、通貨の売買による利益の他に、通貨を保有しているだけで得られる「スワップポイント」と言う利益があります。

 

スワップポイントというのは、2つの通貨を交換する時に生じる金利差調整のポイントのことです。

世界の国にはそれぞれ政策金利があり、例えば日本は0.1%で、アメリカは2.25%です。従って、大雑把に言うと、日本円を売って米ドルを買えば金利差分の2.15%(2.250.1)のスワップポイントがもらえます。

 

ただし、逆の場合はスワップポイントを支払わなければなりません。

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