不動産セミナーの選び方!!

不動産投資に興味を持った人の中には、こういったセミナーに参加して

「実際に不動産投資でどのように利益が上がるのか」
「どうすれば物件を購入できるのか」 などを知りたい人が多いでしょう。

しかし、「何でもいいから、とにかくセミナーに参加すればいい」というものでもありません。

きちんと自分の求めている知識が得られ、役立つセミナーを選ぶ必要があります。

そこで、セミナーに参加する意味、セミナーの選び方についてここではお伝えします。

 

 

不動産投資のセミナーは、基礎的な知識を包括的に学べる場として有効

 

まず、セミナー自体意味がないものかと言うと、決してそんなことはありません。

特に、不動産投資セミナーは、不動産投資について知識や経験のない人が不動産投資を包括的に学べる場として大変有効です。

 

不動産投資セミナー、特に初心者向けのものは、以下のようなことを教えてくれます。 

 

・不動産投資でどのように資産を形成するのか

・不動産投資が他の投資手法より優れている点 

・不動産投資で利益が上げる仕組み 

・不動産投資で物件を選ぶ方法 

・不動産投資で融資を受ける方法 

・不動産投資のリスク回避策 

 

こういった内容をおよそ1時間から2時間で、コンパクトに学ぶことができます。 

 

自分で本を読んでいるだけでは理解できないようなことも講師の話を聞けばスムーズに頭の中に入って理解しやすいです。 

 

独学で不動産投資について学ぼうと思っても、体感で理解できる人とそうではない人がいます。

 

講師が疑問に感じたことや不明な部分の質問を受けながら詳しく説明するようなセミナーであれば不動産投資の知識がそれまでほとんどなかった人でも、不動産投資の概要が理解できるでしょう。

 

そういった基礎的な知識を短時間で身につける場として、不動産投資セミナーは最適です。

 

 

何度も同じ会社、同じ内容のセミナーに参加する意味は薄い

 

 

また、セミナーを受けていると、「一度だけでは足りない。もっと何回もセミナーに参加して色々なことを学びたい」という人もいます。 

 

しかし、少なくとも同じ会社のセミナーに複数回参加する意味は、薄いと言えるでしょう。 

 

登壇する講師も同じ人が多いですし、どうしても内容は似通ったものになってしまいます。 

 

明確に初心者向け、ベテラン向け、国内物件と海外物件投資など内容が区別されているものなら良いのですが、同じようなセミナーに何度か参加しようとしても参加を断られることもあります。 

 

はっきり言えば、同じようなセミナーに何度参加しても内容が理解できないのであれば、不動産投資を諦めた方が賢明です。 

 

少なくとも不動産投資セミナーに複数回参加するのであれば、きっちりと明確な目的をもって「今日はこのことを知るために来た」と意識し、その疑問を解決してくれるセミナーに参加するようにしましょう。 

 

また、不動産投資セミナーの中には不動産会社が主催するものだけではなく、不動産投資に携わる大家同士が開催するセミナーもあります。

 

売る側の立場のセミナーではなく、自分と同じ立場である大家のセミナーであれば、また違ったものの見方が学べます。 

 

大いに参加する意義があるでしょう。

不動産投資を多角的に学べるようになるセミナーであれば、複数のセミナー参加も大変有効的です。

自分の熟練度に合わせたセミナーを選ぶ

 

では、実際に役立つ不動産投資セミナーを見極めるには、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか。 

 

まず、自分の熟練度、つまり大家としての経験値に合わせたセミナーを選ぶようにしましょう。

 

基本的には不動産投資セミナーは、不動産会社が投資初心者を呼び込むために開催します。

 

そういった投資初心者セミナーに何度も参加しても、話される内容は基本的には同じ内容です。

 

参加している方も飽きてしまうことでしょう。 

 

投資初心者向けの不動産セミナーといえば、ワンルームマンションを対象とした内容のセミナーが多くなっています。 利益はあまり出ませんが、リスクが低いからです。 

 

不動産投資にある程度慣れて投資資金に余裕が生まれ、リスクの対応策も学べるようになったら、他の投資対象のセミナーを選びましょう。

 

<例> 

・一棟アパート投資物件 

・地方の格安物件を購入してリフォームして運用する投資 

・再建築不可物件を購入して建築可能物件にする投資 など、

 

テクニックが必要な不動産投資セミナーに参加してもいいかもしれません。 

 

そういったセミナーは受講者を初心者と考えていないので、前置きもなく利益を上げる方法に焦点を当てた話をします。 

 

参加者も自分と同じような経験を持った大家ばかりです。 

 

セミナーで学ぶだけではなく、人脈を広げる意味で参加する意味があります。

 

失敗例も教えてくれるセミナーを選ぶ

 

 

失敗例をきちんと教えてくれる不動産投資セミナーを選ぶことも重要です。 

 

不動産会社は、あくまでも自分たちが所有するマンション物件を買ってもらうためにセミナーを開催しています。 

 

そのため、基本的には上手い(美味い)話しかしません。 

 

しかし、不動産投資の初心者として知りたいのは、不動産投資で失敗をしない方法、借金を背負わないための方法などでしょう。 

 

そのためにはどうやってリスクを回避すればいいのか、実際に失敗してしまった人はなぜ失敗してしまったのか、などのポイントが気になるはずです。 

 

不動産会社の立場に立てば、そういった失敗談を話すことで投資家の購入意欲が減退してしまっては、マイナスになってしまいます。

 

それでも投資初心者がきちんと疑問を解消し、不安を持たずに投資に臨めるよう、失敗談やリスクをきちんと話すようなセミナーであれば、受講する価値は十分あります。 

 

投資家の立場で、不動産会社が物を考えていると言えるからです。

「当社の物件で失敗した人は、こういうことをしてしまったからでした。

あなた達はこのようにしないで下さい」 失敗の実例をきちんと話すセミナーを選びましょう。

 

登壇する人間の立場をよく見てから参加するセミナーを選ぶ

 

 

また、セミナーには必ず講師が話をします。

その講師がどのような立場の人間なのかも気にしておきたいところです。

 

不動産会社の社員によるセミナーでは、当然会社のいいことしか言いません。

あまり信用がおけないと言えるでしょう。

 

社員ではなく、フリーのファイナンシャルプランナーであれば、多少は第三者的な話が期待できますが、それでもギャラをもらって話をしている以上、基本的には不動産会社にとって都合の良い話しかしません。 

 

また、ファイナンシャルプランナーは、不動産投資の知識をそれほど持っていません。 

不動産投資で有名な人の話であれば、多少は信用しても良いでしょう。 

 

その人の持つ資格や経験などを見極め、できるだけ客観的な立場で話をする人を選んだ方が良いです。

 

実際に不動産の運用を行っている公認会計士や税理士であれば、話の信憑性も高くなりますし、節税などのポイントも教えてくれます。

不動産投資のセミナーは、基礎的な知識を包括的に学べる場として有効

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